VTuberグループ・ホロライブを運営するカバーが11月21日、オウンドメディア「COVERedge(カバレッジ)」を発表した。
カバーの代表取締役社長CEO・谷郷元昭さんが、VTuberカルチャーや今後の展望を語るインタビューなどを読むことができる。
カバーの事業を発信するビジネス系のオウンドメディア「COVERedge」
もともとnoteやコーポレートサイトで関係者へのインタビューを公開(一部noteの記事は「COVERedge」に再掲載)してきたカバーが、今オウンドメディアを立ち上げたのはなぜか。
「COVERedge」内で公開されている「COVERedge、はじまります。」と題した記事で触れられている(外部リンク)。
この記事では、世界中にファンコミュニティを有するまでに成長したカバーにとって、創業からの8年間にはファンはもちろん、社員やクリエイターの存在は不可欠だったと述懐。
そして、「カバーに関わる全ての人と共創し、さらなる発展をしていくため、より多くの人たちにカバーの事業や取り組みについて知ってもらうべく、このオウンドメディア『COVERedge』を新たに立ち上げました」と説明している。
また、カバー公式Xは「業界の"Edge"(最先端)とカバーの"Edge"(最前線)を伝え、カバーに関わる全ての方を"Coverage"(包含・共創する)する、そんなメディアを目指します」と投稿している。
にじさんじ運営ANYCOLORも10月にオウンドメディアを開設したばかり
現在「COVERedge」では、社員や執行役員へのインタビューを中心に公開している。
内容としては社内における各チームの仕事、部署メンバーや新卒社員の紹介、執行役員が見据えるカバーの将来像などとなる。方向性としてはビジネスが中心だ。
10月1日から開始した2026年度新卒採用に向けたメッセージを掲載。求める具体的な人材像についても解説している。
なお、同業他社で、カバーと共に国内のVTuberシーンを牽引するにじさんじ運営のANYCOLORも、10月21日にオウンドメディア「ANYCOLOR MAGAZINE」を公開したばかり。
こちらは所属VTuberを全面に押し出しつつ、ANYCOLORの取り組みを紹介していく方向性を取っている。
毛色は違うが、奇しくも同時期に両社が社内の情報を自ら積極的に発信していく姿勢を見せているのは興味深い。
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