同人販売サイト「DL.Getchu.com」停止中だったVISAクレカ決済を再開

同人誌や成年コミックのダウンロード販売サイト「DL.Getchu.com」が8月16日、利用停止となっていたVISAのクレジットカードによる決済を、8月15日から再開したと公式サイトで発表した。

同サイトでは5月31日からVISAのクレジットカードによる決済を一時停止していた。一時停止および決済再開の理由については、公式サイトでは触れられていない。

発表では「今後もサークルの皆様が安心してご利用いただけるよう努めてまいります」と説明されている。

とらのあな、DLsite、FANZA同人もVISA決済を一時停止

「DL.Getchu.com」は、株式会社ゲインズが運営する総合ダウンロード販売サイト。

同人誌、ゲーム、アニメなどのほか、成年コミックやアダルト動画といった成年向けの作品も販売している。

VISAのクレジットカードによる決済を停止していた理由は不明だが、同様のサービスを展開するとらのあな、DLsite、FANZA同人なども、特定のクレジットカードによる決済を一時停止。

いずれも直近1年以内に、立て続けにVISAやMastercardのクレジットカードが使用できなくなっていた。

アダルト同人作品のECサイト「FANZA同人」Visa決済を一時停止

R-18の同人誌や同人ゲームを販売するFANZA同人が、6月14日12時よりVisaでの決済を一時停止したことを発表した。一時停止の理由は明らかになっていない。また、当日の発表だったこともあり、Visa決済で同人作品を購入していたというユーザーの困惑の声が、SNSには投稿さ...

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DLSiteでVisa、Mastercardが利用停止に　過激表現の言い換え予告から一週間

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参議院議員 山田太郎のVISA本社訪問に注目も、因果関係は不明

各サービスの相次ぐ対応に、以前から指摘されてきたクレジットカード会社と表現規制を巡る問題が影響しているのではないかという声も上がっている。

そんな中、表現規制問題に取り組んできた参議院議員・山田太郎さんが8月、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコのVISA本社を訪問。

山田太郎さんは8月14日に行ったYouTubeチャンネルでの配信で、本社を訪問した結果を説明。

それによると、VISA本社は各サイトが扱うコンテンツ等に対して価値判断は行わず、仮に判断するのであれば現場であるという。

またVISA本社は、特定の用語（キーワード）を含むコンテンツの取り扱い中止を指示したことはないとの説明を受けたと報告した。

この報告後、8月16日に「DL.Getchu.com」がVISAクレジットカードの決済再開を発表した。

SNS上では、山田太郎さんの本社訪問の影響もあるのではと話題になっているが関連性は不明。

前述したとらのあな、DLsite、FANZA同人などの今後の対応を注視したい。