映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』公開から3日で興収33億円を突破

アニメ『名探偵コナン』の劇場版シリーズ最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）』の公開初週の興行収入が発表された。

4月12日の公開から3日間で、動員227万4000人、興行収入33億5200万円を記録。2024年最高のオープニング成績で、興行通信社発表の映画ランキングでも初登場1位を獲得した（外部リンク）。

シリーズ初の興収100億円超え、最終的に138.8億円を記録した前作『名探偵コナン 黒鉄の魚影（サブマリン）』との3日間の対比では106.5％。シリーズとしても歴代No.1のスタートを切った。

なお、前作は2023年4月14日の公開から24日間で100億円を突破。『100万ドルの五稜星』は、今後のゴールデンウィークに向け、シリーズ最高記録の更新が期待される。

怪盗キッドと服部平次が激突、劇場版『名探偵コナン』最新作

『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は、青山剛昌さん原作のTVアニメ『名探偵コナン』の劇場版第27作目。

北海道・函館を舞台に、江戸川コナンや怪盗キッド、服部平次が、新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を巡る謎に迫る。

監督は、公開日当日に金曜ロードショーでも放送された『名探偵コナン 紺青の拳（フィスト）』（2019年）や、『名探偵コナン 緋色の弾丸』（2021年）を手がけたも永岡智佳さん。

声の出演は江戸川コナン役の高山みなみさん、毛利蘭役の山崎和佳奈さん、毛利小五郎役の小山力也さん、服部平次役の堀川りょうさんらレギュラー陣に加え、工藤新一／怪盗キッド役の山口勝平さん、スペシャルゲストに北海道県警捜査一課の刑事・川添善久役を大泉洋さんが担当した。

主題歌はaikoさんが書き下ろした「相思相愛」。4月15日20時には、同楽曲のMVがaikoさんのYouTubeチャンネルでプレミア公開される。

なお、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の興収と併せて、シリーズ累計興収が1180億円を超えたことも明らかになっている。

『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』あらすじ

北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届いた。今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だという。ビッグジュエルを追い求めるキッドが、なぜ刀を狙うのか…？ 一方、西の名探偵・服部平次とコナン達も、函館で開催される剣道大会の為に現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見事見破り追い詰めるが…！？
時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で見つかる。捜査線上に浮かび上がったのは、“死の商人”と呼ばれ、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男。彼は戦時中の軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主が函館のどこかに隠したとされるお宝を探していた。それは、当時、日本の敗色濃厚だった戦況を一変させるほどの強力な兵器だという噂も…。　そして、そのお宝とキッドが狙う刀はどうやら関係があるようで、刀を狙うキッドに対し、謎の“剣士”の影が迫り…

刀に秘した“真実”が、闇夜を切り裂き、いま月下へと導かれる—
天下分け目のお宝争奪バトルミステリー、ここに開幕—！

『ハイキュー!!』『ドラえもん』『ガンダムSEED』も好調

興行通信社が4月15日発表したランキングでは、1位の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』に続き、2位には公開から4週連続1位をキープしていた『変な家』、3位にはクリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』がランクイン。

また、4位以下にはアニメ映画が続く。4位『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は公開から2ヶ月が経過した中で、興収95億円、動員664万人を突破している。

5位は『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』（興収38億円）。6位には『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が、公開12週目ながら前週よりスリーランクアップしてランクイン。累計で動員262万人、興収44億円を記録している。

©2024 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会