そんな状況で演奏する? ギタリスト井草聖二のYouTube、発想力に脱帽

ライブでギターネックを忘れたやつ

一見、手元とギター本体を画面に映した、よくあるギターの演奏動画。

ところがギターに注目するとネックがありません。こんな状態で一体何が始まるのか……と思いきや弦やボディから鳴る様々な音で見事に音楽を構成

約30秒の時間で一気に引き込まれる演奏動画になっています。

実力派ギタリスト・井草聖二による謎シチュエーション動画

どちらのストラトが好みですか?
動画を投稿しているのはソロギタリストの井草聖二さん。

15歳よりギターを始め、2009年には世界的なギタリストであるTommy Emmanuelさんのジャパンツアーのオープニングアクトを担当。

2010年、アメリカ・カンザス州で開催された世界的なギターコンテスト「39th Walnut Valley Festival」に日本代表として出場しTop5に選出。

2022年には全国の楽器店員が選ぶ「楽器店大賞」のギタリスト部門大賞を受賞するなど実力は折り紙付き。
マルチエフェクター
2011年ごろにはYouTubeやニコニコ動画への動画投稿を開始。名曲のギターカバーやオリジナル曲の投稿でギター好きを中心に評価されてきました。

最近では、冒頭で紹介したようなユニークなシチュエーションで楽器を演奏する動画が、海外からも注目を集めています

出オチにならないギターの実力と丁寧な画作りが魅力

ライブでギターを忘れたやつ
井草聖二さんの動画は、ルックのクオリティの高さも注目のポイント。

一見シンプルながら、構図やボケ感、カラーグレーディングなど、要所要所にこだわりが感じられます。

英語に対応したタイトル表記もそうですが、そこが海外から注目されるようになった要因のひとつかもしれません。
ベースとドラムとキーボードがライブに遅刻した時は
もちろんギターの演奏も丁寧

特に、306万回再生と人気を集めている「ベースとドラムとキーボードがライブに遅刻した時は」という冷や汗もののタイトルの動画がオススメです。

この中で、井草聖二さんはループマシンやエフェクターを駆使してパーカッションやベースライン、メロディを重ねていき、マイケル・ジャクソンさんの「Smooth Criminal」を見事に一人で演奏。

音の粒が揃ったギタープレイが耳を楽しませてくれます。

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