ファイアーエムブレムを変えた名作『封印の剣』『烈火の剣』Switch Onlineで配信

ファイアーエムブレムを変えた名作『封印の剣』『烈火の剣』Switch Onlineで配信
ファイアーエムブレムを変えた名作『封印の剣』『烈火の剣』Switch Onlineで配信

『ファイアーエムブレム 烈火の剣』のプレイ画面/画像はすべて任天堂の公式サイトから

ファイアーエムブレム 封印の剣』と『ファイアーエムブレム 烈火の剣』が、任天堂のオンラインサービス「ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online」の配信タイトルに追加されることが決定した。

配信開始は6月23日(金)。有料オンラインサービス「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入することで遊ぶことができる。

「ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online」は、「Nintendo Switch Online + 追加パック」の加入者に追加料金なしで提供されている。

【画像】ロイやリンが登場する『封印の剣』『烈火の剣』のプレイ画面

人と竜が暮らす大陸を舞台にした戦記『封印の剣』『烈火の剣』

追加タイトルとして発表された『封印の剣』『烈火の剣』
『封印の剣』と『烈火の剣』は、インテリジェントシステムズが開発し、任天堂が発売している「ファイアーエムブレム」シリーズの作品。人と竜が暮らす大陸を舞台にした戦乱が、両作を通じて描かれた。

リリースは『封印の剣』が先で、後に『烈火の剣』が発売されているが、物語の時間軸は逆。

『封印の剣』では主人公・ロイが活躍しており、『烈火の剣』ではロイの父親であるエリウッドやその親友・ヘクトル、そして戦乱に巻き込まれる少女・リンが主人公となっている。

「ファイアーエムブレム」シリーズに変化をもたらした2作品

ファイアーエムブレム」シリーズはシミュレーションロールプレイングゲームと呼ばれるジャンルの作品であり、将棋やチェスのような盤上遊戯の性質をもっている。

個性豊かなキャラクターを駒に見立てて様々なマップを戦っていくのだが、一度倒れたキャラクターは例外を除いて戦死扱いとなり、二度と戻らない

そのため、手強い敵キャラクターやマップに対して、愛着のあるキャラクターを死なせず、かつ、いかに活躍させるかに頭を悩ませることになる。

『封印の剣』のプレイ画面。積極的に進軍するのか、受けに回るのかの判断が常に求められる。

『烈火の剣』プレイ画面。戦闘シーンのアクションも見どころの一つ。

この痺れる頭脳戦が醍醐味ではあるのだが、『封印の剣』と『烈火の剣』はゲームバランスが適度に調整されており、初心者でも比較的遊びやすく設計されている。

ファミリーコンピュータとスーパーファミコンから続くシリーズに、新たな門戸を開いた作品だった。

それだけでなく、『烈火の剣』からは海外での販売も開始されており、様々な意味でシリーズに変化を起こした画期的な2作となっている。



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