連載 | #54 写真家Dioraの「その美少女、俺に撮らせろッ!」

【写真】陸上選手・山中日菜美の躍動するアスリート美「撮られるって楽しい!」

「撮られるって楽しいんだ!」山中日菜美さんインタビュー

──普段は何をされているのですか?

山中日菜美さん 普段は、陸上の短距離選手として毎日練習に励んでいます! 他にも配信とかSNSでの認知活動、それから陸上教室なども活動として行っています!

──今までDiora氏が撮ってきたモデルやコスプレイヤー、女優といった方々とは全く別のフィールドで活躍されている方ですね。陸上はいつから、どういうきっかけで始めたんでしょうか?

山中日菜美さん 走るのが好きで、気付いたら陸上部に入って、今日までそれ一本で続けてきました。

──そもそもこの被写体としての活動はいつから、どのように始まっていったんでしょうか?

山中日菜美さん 2020年8月あたりから、ご縁があってDioraさんに撮ってもらう機会があって、そこからですね。

──写真を撮られるということに対してどう考えていましたか?

山中日菜美さん 実は陸上競技場以外ではしっかりと撮影してもらったことがなくて、プロの方に撮ってもらうのはDioraさんが初めてでした。

それから撮影されることが楽しくって、ありがたいことにずっと撮ってもらってます。今後もモデルとしての活動はやってきたいなって思うようになりました。

Dioraさん 彼女は今まで撮影したことのないタイプだったので、写真に対してどういう気持ちを持っているのかを探るのにかなり時間かけましたね。

山中日菜美さん 私自身は写真に対してネガティブな印象はなかったですけど、でもいざ撮られるとなると最初は自信がなくて。どう撮られて良いのかわからなくてカメラの前でふざけてて困らせまくってましたね。すみません…。

けど、Dioraさんは本当に盛り上げるのが上手くて! だんだん撮影してると楽しくなってきたんですよねー。 Dioraさん そこが、自分も凄く新鮮で嬉しいところでした!

最近「写真を撮られることが楽しくて嬉しい!」じゃなくて、「撮影した写真がバズっていろんな人に見られて嬉しい!」の気持ちの方が大きい人が多いかもしれません

けど、日菜美ちゃんは本当に、撮っているだけなのに楽しそうにしてくれてて…「あ、純粋に撮影を楽しんでくれてる!」って思えた感じがあって。その感覚が今ではもう、どこか懐かしくて、嬉しかったです。

──なるほど。写真を公開した結果ではなく、写真を撮影するという過程そのものを楽しめる被写体だったと。Dioraさんから見て、彼女はどういう人ですか?

Dioraさん んー……変わっている(笑)。というか、僕にとっては新鮮な人でした。彼女は今まで撮影したことのある人たちとは別世界の人なので。 Dioraさん 彼女を知るために全SNSをフォローしてたんですけど、そっちもあんまり発言してなくて(笑)。たまたまライブ配信をやっていたことがあったので見た時に、普段走っている様子とは全然違うキャラで、親しみやすさを感じました。

山中日菜美さん 確かに、普段大人しそうとか話しかけづらそうって言われることが多いんですけど…実際会うと全然印象違う!ってよく言われますね(笑)。

「写真を嫌いにならないでほしい」

──改めて撮影を振り返って、いかがでしたか?

山中日菜美さん 撮影のたびに、新しい自分を発見出来て…なんていうのかわかりませんが、毎回新鮮な気持ちになります!

毎回悔しいなってなって、次はこうしようとか考えます。陸上の時にもそう思うので、性格かもしれませんが(笑)。

でもカメラを向けられることに不慣れだった私が「こんな表情するんだ」とか「また撮ってほしい!」とか、カメラに対してポジティブな気持ちにさせてくれたカメラマンさんに一生感謝したいです。 ──撮影時、何か印象に残っているエピソードや裏話はありますか?

山中日菜美さん 腹筋の写ってる写真とか印象に残ってますね(笑)。

陸上選手って最近ニュースになってしまうぐらいに性的な撮られ方をしてしまうことも多いんですが、Dioraさんの写真は綺麗なので「写真でも撮られ方によってこんなに印象違うんだ!」ってびっくりしました。素直に感動しました。

個人的には自分が一生懸命練習して鍛えた体を撮ってもらうのすごく好きなんですけど、そういう風に撮られるのは怖いなって思ってたので。 Dioraさん たしかに、撮影初期にそういう気持ちは聞いてました。

お腹がシュッと魅力的なことに大して、おヘソムリエとしては大真面目に話をしましたね

太もももコンプレックスだったらしいんです。短距離選手の宿命かもですが、太ももが太いことを気にしてスカート履くのが嫌だったそうで。でもおヘソも太ももも、その美しさを写真で伝えることで、被写体自身がその美しさに気付くことだってある。

──たしかにその通りですね。

Dioraさん 陸上選手の撮影問題は、ニュースで見たこともあります。嫌な思いをされている方も多いと思います。

撮る側の人は、撮られる人・見る人に嫌悪感を感じられる撮影をするよりも、せっかくであれば人に喜んだり楽しんでもらえる事に悦びを覚えてほしいですね。

そして僕が撮られるスポーツ選手の方々に言いたいことは、どうか、それで写真自体を嫌いにならないでほしいってことです。きっと素敵な写真を撮ってくれる人が身近にいます。

「撮影している時間に練習した方が…」って言われるんですが

──Dioraさんは、印象に残っていることはありますか?

Dioraさん 衣装を選ぶのは大変でしたね(笑)。普通の人と体型が違いすぎるので! あとは体幹が良すぎて、ポージング指示で思うように“崩れなかった”ことが印象的に残っています。

山中日菜美さん 写真に対しての印象じゃないかもしれませんが、撮影を通じて四季を感じれたのが印象に残ってます。

今までの生活でこういう風に季節を感じることがなかったので、花がこんなに綺麗だったのかーとか。海綺麗ー、とか! ──それは素敵なことですね。今後、撮影でしてみたいことはありますか?

山中日菜美さん コスプレの撮影をもっとやってみたいなって思いました(笑)。なんかドキドキしますねアレ! あとは写真展とか、写真集とかやれたらいいなって話してます! ──逆に写真を撮られるようになってから、変わってしまったことはありますか?

山中日菜美さん 「その分練習した方が…」って言われてしまう機会が増えたことですかね。スポーツ選手って毎日練習しかしてないと思われがちですが…しっかりと休息やリフレッシュすることも、体をつくる上でとても大切だと思ってます。スポーツ選手ですが、普通の人と同じ様に生活してるし、したいんです

私にとっても陸上が一番大事なのは確かなんですが、それ以外に出来ることや人生の楽しみを見つけつつ頑張りたいなって。そっちの方がモチベあがる! 否定されるより褒められて伸ばしたい!(笑)

──山中さんは、実業団からフリーになられますね。独立を決めたのはどういう思いだったんですか?

山中日菜美さん 自分の足で立って、チャレンジして成長してみたい!って思ったことが一つと、練習環境に対する考えから行動に移しました。

組織に所属すると、温かい環境なんですが逆に規律や制限もあって出来ないこともあります。私は今だからこそ「したい!」って思ったことをもっと沢山したくなったんです。 ──現時点での目標はありますか?

山中日菜美さん 陸上の目標は、日本選手権の決勝で勝負すること。そのために、再び大学に拠点を変えたので成果をみせたいです!

それ以外の目標は、私を知ってくださった方に元気や勇気を与えられる存在になりたいと思っています。そして陸上を沢山の人に好きになってもらうこと!

そのためにも、陸上競技で結果を残すことはもちろん、モデル活動や広報活動などでも活躍して多くの人に見てもらって、仲間の陸上選手にもこんな道があるんだ!って新しい可能性を見せれたらいいなって思ってます!

今は夢を応援してくれる、スポンサー様といった協力者を見つけつつ、練習に励みたいなと。そして遠い先に、大好きな地元滋賀県の観光大使とかになってみたい、地元を応援していきたいなと。

Dioraさん 自分も彼女に影響を受けた一人です。筋トレを始めました。なのでお返しに、写真を通じて応援出来たらいいなって思いますね。 山中日菜美さん わたしのSNSをチェックしてみてください! YouTubeもこの機に始めようかと思ってます!(チャンネルはこちら 特に配信関係は一番わたしの素の部分を知ってもらえる機会だと思うので、ぜひチェック&フォローしていただき、色んな私を見に来てくれると嬉しいです!

──お二人ともありがとうございました!最後に、何か一言ありますか?

山中日菜美さん 実は12月12日が誕生日なんです! 配信にお祝いしに来てください(笑)。25歳を生きるぜっ💫

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写真家Dioraの「その美少女、俺に撮らせろッ!」

美少女を撮影するため全国を飛び回る写真家・Diora氏。 その彼が注目している、これから大きく羽ばたくであろう期待の美少女を撮影。インタビューとあわせて紹介する。 本連載ではこれまでに、何人もの美少女を世に送り出してきた。「やね」さんや「つぶら」さん、「似鳥沙也加」さんといった美少女は、彼の撮影がきっかけで、広く知られるまでになった実績を誇る。 今日も彼は、まだ見ぬ美少女を求めてシャッターを切る。

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