BAKUが5年振りとなるアルバム JNKMNからJin Dogg、ヌンチャクまで客演

BAKUが5年振りとなるアルバム JNKMNからJin Dogg、ヌンチャクまで客演
BAKUが5年振りとなるアルバム JNKMNからJin Dogg、ヌンチャクまで客演

POPなポイントを3行で

  • BAKUが5年ぶりアルバム
  • ジャンルを横断する客演に注目
  • 伝説のフェス「KAIKOO」の名を冠する
DJ/プロデューサーのBAKUさんによる5年振りとなるアルバム『K.A.I.K.O.O』が12月25日(金)に発売された。

客演にはJNKMNさんやJin Doggさん、DOGMAさん、TAKUMA THE GREATさんといったヒップホップ勢から、伝説のハードコアバンド・ヌンチャクのTatsuo Mukaiさんとkuniさん、ドラマーのTomy Wealthさん、yobai suspectsのAkykさんまで集結。
BAKU「VIDEOPHOBIA」feat. Jin Dogg,Nunchaku(Tatsuro Mukai,Kuni), Tomy Wealth
ジャンルを越境したアーティストたちを客演に迎えている。

オルタナティブを体現するDJ「BAKU」

BAKUさんは、DJやプロデューサーとしての活動以外にも、2005年から、これまでに1万人以上を動員したインディペンデントフェス「KAIKOO」を主催。
クラムボン featuring ILL-BOSSTINO - あかり from HERE @ KAIKOO POPWAVE FESTIVAL'10
2012年を最後にフェスとしての開催は途絶えてしまっているが、未だに多くのアーティストや音楽ファンが賛辞を贈る一大音楽フェスとして知られている。なお、2017年には「ROAD TO KAIKOO FES 20XX」が、2019年にはジャンルレスなパーティ「KAIKOO - 邂逅 -」が開催された。

その名を冠したアルバム『K.A.I.K.O.O』は、日本で初めて「オルタナティヴ」を体現したと評されるDJであるBAKUさんが鳴らす、ボーダーレスなダンスミュージック集となっている。

BAKUさん自身による楽曲解説

01. INTRO
生命のスタートといわれる海の漣の音と過去の様々なLIVE 場面のコラージュが、近々来る素晴らしき日々の復
活を予感させるINTROです。

02. MOKSHA feat. Akyk (yobai suspects)
このタイトルは仏教用語で、解脱・解放・悟り・自由・放免を程に入れた状態を意味します。
2020年に迷いを余儀なくされた人達全てへ希望の思いを込めた楽曲。
90's ミクスチャーバンドからのサンプリングなど、コラージュ色も強いALTERNATIVE BREAKBEATS(と、自分では呼んでます)に、AkykくんのハイトーンボイスをMIX していて、高揚感から皆の心の解放を誘えたら嬉しいです。歌詞は The Cover Girls からインスパイアされて自分で作りました。KOH YAMADA によるMVも1月中にUP予定です。

03. FLOCK OF BIRDS
自分も思い入れのある往年のネタを使ったアッパーな曲をアルバムに収録したくて作りました。
話題の若手ベーシスト、葛城京太郎に参加していただいてます。

04. BTM feat. DJ Mykal & TAKUMA THE GREAT
台湾のレジェンド、DJ Mykal とやっと作る事ができたASIA テイスト+ 破壊的な1 曲。この曲には絶対必要だと思い、マルチリンガルのTAKUMA THE GREAT に3 ヶ国語で参加してもらいました。

05. New World Order 2020 feat. DOGMA, JNKMN, Asir & KINU
2016 年頃にAKIRA の世界観を想像してDOGMAとJNKMN にすでに歌詞は書いてもらっていたのですが、やっと今作で発表できました。ある由緒ある場所での雅楽演奏をサンプリングしていて、RAPのゴリゴリな雰囲気だけでは終わらせたくなくて、女性の声でオリエンタル感を出したくて、KINUはコーラス、Asirは歌でオファーしました。かなり挑戦した楽曲だと思います。

06. VIDEOPHOBIA feat. Jin Dogg, Nunchaku(Tatsuro Mukai, Kuni), Tomy Wealth
僕が音楽を担当させていただいた、宮崎大佑監督の同タイトルの映画からエンディングテーマをアルバムにも収録しました。アルバムの中では一番怒りと狂気を感じる楽曲だと思います。クラウドファンディングが皆のお陰で成功し、MVも制作することができました。
Jin Dogg、Nunchaku そしてドラマーのTomy Wealthによるコラボを是非お楽しみください。

07. LAN LAN
友達の名前をこの曲に使わせてもらっています。聖なる場所へのイメージや、大事な友達ともう一度会えるように、皆を想像の世界に連れて行けたらいいなと思って作ったInstrumentalです。

08. AQUARIUS
2020年から世界は水瓶座の時代に入ったと言われています。
とにかく今後は長い期間平和な時代が訪れること、そして少しでも皆の癒しになればいいなと思い、このアルバムのラストを飾る曲を作りました。

現代でオルタナティブは成立するのか

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