生き物系YouTuberという生き方

──鰐さんって、他の生き物系YouTuberさんとのコラボをかなり積極的に主導して、集めているイメージなんですけど、それはなぜですか？

ちゃんねる鰐　普通に専業でYouTuberをやってたら、同僚とかいないじゃないですか。同じ悩みとか喜びとかを分かち合える相手がYouTuberしかいないんです。僕らみたいな生き物系という特殊なジャンルだとさらに少なくなる。

そういう人たちをみんな繋げて仲良くなったら楽しいですし、詳しい人と採集に行くと知らない知識を教えてもらえたりする。俺は最近知名度は増えてきたんですけど、すごい面白いことをしているのにまだ思うように伸びてない人もいる。

そういう人とコラボして「こんなに面白いんだ」って生き物系自体が盛り上げれば良いし、その人を手助けできたらと思っている節はあります。仲間を増やして、仲間ももっと上に順調にいってくれたら俺も嬉しい。

──ジャンルとして、生き物系YouTuberって、YouTuberはどのような立ち位置・状況にあるのでしょうか？

ちゃんねる鰐　YouTubeからは好意的に見られてると思います。ジャンルごとに規制されやすいとか、過激系だと単価が悪くなるとかありますよね。生き物系は単価が良いらしくて、教育的な側面もありますし、YouTube側からも望まれている気がする。

ただ、ジャンルとしての盛り上がりという点では、あんまり急上昇とかにも入ってこないんで（笑）。まだそこまで大きく盛り上がっている感じはしませんね。生き物系で何百万、何十万という登録者の人も少ないです。

うちのチャンネルで一番伸びた動画は、「バジェットガエルが怒ってる」という動画で、800万再生いってる動画です。あれは全然伸びると思ってなくて、本当に何気なくカエルが怒ってたから撮影して、ゆるく編集して出したんです。タイトルもサムネも適当だったんですけど（笑）。

バジェットガエルがまた怒ってる

ちゃんねる鰐　僕自身、もっと登録者を伸ばして生き物系というジャンルを盛り上げたいという気持ちは強いです。この魅力が少しでも伝われば良いですよね。