音声創作ソフトの新世代を目指す 「CeVIO Creative Studio」製品版が9月26日発売

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音声創作ソフトの新世代を目指す 「CeVIO Creative Studio」製品版が9月26日発売
音声創作ソフトの新世代を目指す 「CeVIO Creative Studio」製品版が9月26日発売

(C) 2013 CeVIO

CeVIOプロジェクトが開発する音声創作ソフトウェア「CeVIO Creative Studio」の製品版発売が9月26日に決定した。価格は14800円(税込)だ。
CeVIOプロジェクトは、新世代の音声創作ソフトとしてスタートした。音声合成技術が一般化し様々な活用が広がるなかで、さらに手軽に、容易に使えるソフトの開発と普及を目指す。

現在は、公式サイトにて無料で「CeVIO Creative Studio FREE」が配布されているが、これがパワーアップし、より使い勝手良く、より高度な音声合成ができるようになる。有料版とはいえ機能の豊かさに比べて価格はかなり抑えられる。
今回の製品版はWindows版のみの発売で、対応OSは8、7、Vista(32bit、SP2必須)である。無償配布されているフリー版「CeVIO Creative Studio FREE」で制限のあったトラックの長さが無制限となっている。またバージョンアップで追加されて大反響を呼んでいるソングトラックも大幅に機能がアップする。

(C) 2013 CeVIO

「CeVIO Creative Studio」では「さとうささら」という声を担当するキャラクターとの相乗効果も目指している。感情パラメーターの操作で打ち込んだテキストを「元気」、「怒り」、「哀しみ」といった表情豊かな音声が読み上げる機能も、キャラクター普及に威力を発揮している。
アニメイト秋葉原で稼働している「CeVIO Vision」では、ユーザーとのインタラクティブな音声対話という企画を実施中だ。テレビ東京系列の音楽情報番組「超流派」には毎週出演、活動領域が広まっている。

(C) 2013 CeVIO

フリー版の「CeVIO Creative Studio FREE」が公開されたのは4月である。音声創作機会を生み出し、ユーザーからの作品発表も増えてきた。
さらに6月に追加されたソングトラックでは音符を置いて歌詞を入力する、いわゆるボーカロイドとしての利用も可能になった。テキストの読み上げも、これまでの音声合成ソフトよりも自然に再現出来ただけに、こちらの再現度の高さでも話題になっている。
9月26日発売予定の製品版のさらなる機能は、今後も公式サイトで発表されていく。続報が気になるところだ。

「CeVIO」
http://cevio.jp/
《真狩祐志》

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