今すぐデジモンが見たくなる回答&解説
①の答え:パンプモンは完全体
たった1話のみの登場だが、渋谷と言えば真っ先に上げられるくらい、ファンの中では非常に印象深いキャラクター・パンプモン。ちなみに第33話では、(意図的かは不明)冒頭付近と終盤それぞれに「現在の時刻」が写り込んでおり、本編の経過した時間がわかる仕掛けにもなっている。
パンプモンとゴツモンは、2019年に発売された『デジモンフロンティア』のBlu-ray BOX初回生産限定特典のCDにはコラボゲストとして登場。ファンは必見だ。
②の答え:オーガモン
第21話は、劇場版のデジモン作品を多数手がけていた細田守監督が、TVアニメ版デジモンにおいて唯一演出を担当した回であり、若干テイストが異なる印象。映像をよく見てみると、太一の家の間取りが他のエピソードと異なっており、後の劇場作品に近いものになっている。なお、選択肢にある残り3体はTVのニュース映像で姿を確認できる。
③の答え:トレイルモン
アニメ第4作目となる『デジモンフロンティア』は、唯一パートナーデジモンが存在せず、「自らがデジモンに進化し敵と戦うスタイル」が話題を呼んだ。なお、トレイルモンは容姿によってそれぞれ固有の名前を持っていて、1話で拓也たち4人が乗ったトレイルモンは自らを「トレイルモンのワーム」と名乗っている。ちなみに輝二が乗ったのはトレイルモンの「アングラー」だ。
④の答え:約10分
『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』は、現在でも不動の人気を誇るオメガモンが初めて登場した作品であり、問題のシーンからディアボロモンが倒されるまでの時間はほぼリアルタイム(※10分間の出来事)で進行しているのが特徴。また劇中では3DCGが随所で駆使されており、コンピューターやネット空間のシーンもその1つ。2月21日から公開の劇場版では、そのシーンを彷彿とさせるオマージュが組み込まれているとの情報もあり、20年で進化した3DCG技術によってどう表現されているのかも注目だ。
⑤の答え:ヤマト
『デジモンアドベンチャーtri.』は高校生となった八神太一ら、選ばれし子供たちを描くアドベンチャーシリーズの続編。今回の問題は本編と直接関係ないが、謎解き要素が隠されていたシーン。この数字は緯度と経度を表していて、その数字をGoogleマップなどに入力すると場所が判明する。
シーンとしては一瞬だが、制作者のこだわりが感じられたとても印象深いカットだった。・ヤマト「35.658716,139.695411」→渋谷区道玄坂
・丈「35.692187,139.735068」→新宿区市谷八幡町
・ミミ「35.766312,140.385320」→成田空港付近
⑥の答え:アニメ『Serial experiments lain』
『DIGIMON ADVENTURE』DVD-BOXの冊子にて、アニメ監督/演出家の角銅博之さんが答えている。なお、ほかの選択肢の作品を参考にしてつくられたデジモン作品は以下の通り。こうした当時は気づかなかったデジモン作品の元ネタに気づくことで、新たな作品と出会い、自分自身の世界が広がっていくのもデジモン作品の魅力の1つだろう。(1)十五少年漂流記
→『デジモンアドベンチャー』全体。特に1話の島についた場面など
(2)ミツバチのささやき
→映画『デジモンアドベンチャー』
(3)ミッドナイト・ラン
→『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』
デジタルとバーチャルと渋谷
デジタルワールドというデジモンたちが住む世界の物語がメインでありながらも、渋谷をはじめ、現実世界ともリンクするストーリーが印象的なデジモンシリーズ。デジタルとバーチャルと渋谷。VANQUISHによるコラボビジュアルでは、“バーチャル”ギャルの葵プリズムさんがデジタルと渋谷をつなぐ役割を担った。 映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』で新たなデジタルワールドに触れられる瞬間まであとわずか。
どこか幻想的で、最新なのに懐かしさを感じさせるビジュアルとアイテムをチェックしながら、デジモンとの再会を楽しみたい。 「VANQUISH×デジモン」コラボアイテムをチェックする (c)本郷あきよし・東映アニメーション
参考文献:『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』『デジモンアドベンチャー劇場版』DVDの特典インタビュー、『DIGIMON ADVENTURE』DVD-BOXの冊子ほか
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