イギリス作家フィリップ・リーヴのファンタジー小説「移動都市」を『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』三部作で監督/脚本/製作を手掛け、その名を世界に知らしめたピーター・ジャクソンが映画化。”都市が移動し、都市を喰う世界”を舞台に、衝撃的で新しく、壮大な物語を圧倒的な映像迫力で描き出す冒険ファンタジー超大作『移動都市/モータル・エンジン』が3月1日(金)より全国公開となります。
たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後の世界。残された人類は空や海、そして地を這う車輪の上に移動型の都市を創り出し、他の小さな都市を”捕食”することで資源や労働力を奪い生活している。”都市が都市を喰う”、弱肉強食の世界へと姿を変えたこの地上は、巨大移動都市”ロンドン”によって支配されようとしていた。他の都市を次々に飲み込み成長を続けるロンドンを前に、小さな都市と人々が逃げるようにして絶望的な日々を送る中、一人の少女が反撃へと動き出す……。
『キング・コング』(05)でアカデミー賞®視覚効果賞を受賞した経験をもつクリスチャン・リヴァーズが監督を務め、これまで6度のオスカーに輝いたWETAデジタルがCGIを担当。最先端技術の限界を常に押し上げながら、CGIと感情豊かな登場人物たちの物語を見事に融合させてきた製作陣が、再び雄大な移動都市の世界を創り上げます。
今回到着したのは、人造人間シュライクを演じたスティーヴン・ラングと、本作の製作を務めたピーター・ジャクソンが、シュライクの魅力について解説する特別映像!
【動画】『移動都市/モータル・エンジン』危険でありながら悲しく美しい・人造人間“シュライク”
https://www.youtube.com/watch?v=MQTh7VyQhRs
ピーター・ジャクソンが「(この映画は)魅力が詰まった作品だが、中でも興味深いのはシュライクだ」と明かすように、移動都市と反移動都市のどちら側にもつかない立場でありながら、物語をかき乱す重要なキャラクターとなっているシュライク。スティーヴンが「彼は何百年もの間、冷酷に人間の命を奪ってきた」と説明するように、シュライクは戦争で使用することを目的に兵士の屍から造り出された人造人間(=復活者)なのだが、劇中ではあることをきっかけにヘスターを殺すことに執念を燃やすようになる。映像内では、重々しい金属を身にまとい、緑色の目を光らせながらふたりを追い回すシュライクの姿が明らかに! WETAデジタル得意のモーション・キャプチャによって生み出された禍々しいビジュアルと人造人間独特の動きからは移動都市と一味違った脅威を感じ取ることができ、さらなる強敵を前にした2人の冒険の行方に目が離せません!
また心を失くした残酷な殺人者でありながらも、ヘスターを追い続けることに誰もが心を揺さぶられるような”重要な理由”が隠されていることから、本作の試写会では”好きなキャラクター”としてシュライクを挙げる方が続出! 『ドント・ブリーズ』(16)で最強の盲目老人を演じたことで知られるスティーヴンも「脚本を読んで身の毛がよだつ思いだった。シュライクは痛々しいほどに美しいキャラクターで、自分はこの役を演じるために生まれてきたんだと確信した。恐ろしいけど、すごく哀れな存在なんだ」と今回の抜擢を運命的に感じるほどシュライク役を気に入っており、その魅力を熱弁しています。シュライクが新たに登場したことによって、ますますド派手に展開していく冒険の行方はもちろん、シュライクにまつわる過去、そしてヘスターとの間に隠された関係性にも是非ともご注目を。
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https://getnews.jp/archives/2120228
(C)Universal Pictures
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執筆者:藤本エリこの記事どう思う?
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