まねきケチャがサイリウム=刀を振り上げる

今回のパフォーマンスは選手だけではない。ゲストアーティストによるライブも目白押しだったのも特徴的だ。

まずは審査員の南流石さんと音楽プロデューサー・ヒャダインさんがプロデュースする、クラブ謝夢振場(ジャムフレーバー)。
クラブ謝夢振場

クラブ謝夢振場

次に出てきたのが2018年に武道館ライブを成功させた人気アイドル・まねきケチャ

日本の萌えアニメから飛び出したようなミニマムな背丈に、少年漫画のヒロインのような表情の可愛さ。彼女たちの王道アイドルパフォーマンスに観客もサイリウムを掲げて歓声を上げる。
まねきケチャ

まねきケチャ

自分たちのヒットソングを披露したあとは「次はサイリウムを使った曲をやりまーす!」と宣言。「一刀両断」のイントロが流れ、フロアが湧く。

サイリウムを振り上げて「きれ!きれ!きれ!きれ!」と5人が叫ぶ。サイリウムを刀に見立てたパフォーマンスに外国人のお客さんを含め、大盛り上がり。 まねきケチャ 大会の審査委員長ギアさんが率いるチームをはじめ、決勝戦の前に団体チームでのサイリウムダンスも披露された。 「CYALUME DANCE WORLD BATTLE FINAL」の様子 最大15人体制のサイリウムダンスはまるで花火ように明るく。パイオニアたちが踊る光が会場を美しく照らし、盛り上げてくれる。 「CYALUME DANCE WORLD BATTLE FINAL」の様子 第2回大会の主題歌にも決まっている吉田兄弟がサイリウムダンサーとコラボしたステージを披露。
吉田兄弟

吉田兄弟

今回の主題歌「サンキトウセン」はアニソン、次回は三味線と、日本を代表するジャンルのアーティストが紡いでいく大会は、最先端のクールジャパンを楽しむ場としても素晴らしい。

DJタイムで誰しもが主人公に

最後のコンテンツはDJショーケースタイム。
DJシーザーさん

DJシーザーさん

観客も、代表選手もフロアに降り、自然と中央に円ができる。『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクター・空条承太郎に身を包んだDJシーザーさんはサイリウムを配ると、一斉に発光させるように指示を出した。 「CYALUME DANCE WORLD BATTLE FINAL」の様子 先ほどのパフォーマンスよりも明るい、何百もの光。世界大会なのに、主役は選手だけではない。そもそもその選手たちだって誰かを応援したり、鼓舞するためにはじめた人が多いダンスなのだ「CYALUME DANCE WORLD BATTLE FINAL」の様子 幼い頃、きっとこの中の誰もがみんなヒーローだった。

大好きなアニメソングに合わせて、友だちと必殺技を繰り出したのかもしれない。

この場ではあの頃に戻って、人生の主人公として踊っているのではないか

全員が文字通り光を手にした光景を見て、そんなことを妄想してしまった。そしてこの日フロアに咲いた光はひとつも漏れることなく美しかった。 「CYALUME DANCE WORLD BATTLE FINAL」の様子

サイリウムダンスに必要な「感情の爆発」とは

終演後、水矩さんに話を聞いてみた。

「ずっと趣味でサイリウムダンスをやっていたんです。はじめての世界大会が行われるというので、思い出づくりになればと思って参加しました。福島からの軽い東京旅行の気分だったのに、大変なことになっちゃいました(笑)」
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優勝した水矩さん

そんな水矩さんにとってヲタ芸とは?

「僕は握力30もないし、文化部のヒョロヒョロ野郎だったんです。でも、そんな自分がヲタ芸なら自己表現をできそうな気がしたんです。感情に任せて打つと、身体は無意識に動きます。僕はその無意識の部分を広げていきたい」

最後は「ダンス的な技術はまだまだ及ばないところがあるけど、1位になれたのはうれしかったし、ヲタ芸の純度を高めるのは使命だと思っています」と今後への抱負と使命で締めくくった。 優勝した水矩さん 水矩選手のパフォーマンスを「魂が込もっていました」と評価するのは審査委員長・ギアさん。「サイリウムダンスは魂の解放が大事。その熱を肌で感じることができました」と振り返る。

「ヲタ芸は別に音に合わせなくてもいいし、高度な技術を繰り出さなくてはいけない訳でもないんです。パッと見で心が震えるかどうかです。今回の水矩選手にはヲタ芸に大事な感情の爆発が見られました」
GinyuforcE(元ギニュ~特戦隊)のギアさん

GinyuforcE(元ギニュ~特戦隊)のギアさん

水矩さんはヲタ芸のスピリッツを知らず知らずのうちに継承していたようだ。

続いて、この10年、ヲタ芸がどのように変化していったのか、常にプレイヤーとして最前線にいたギアさんに聞いてみた。

「今回、サイリウムダンスのために世界を回ってみて、技術の高さに驚かされました。ここ10年で国内からの見え方もまるっきり変わってきましたね。最初はイロモノとして取り上げられたけど、最近はテレビでもパフォーマンスとして取り上げられることが多く、僕らが広めたいことがちゃんと届いてきた感覚があります「CYALUME DANCE WORLD BATTLE FINAL」の様子 そもそも「オタク」にとって大事なことは愛する対象への熱であり、その、ひたむきさや熱量を表現するために「ヲタ芸」がある。

運動神経でも、肩書きでもない、国籍でもない、気持ちを上手く放出できた者が輝くスポーツは希望だ。

この日高く掲げられたサイリウムと、その手に握られた眩い発光は次はどこの国の少年、少女、もしくは大人が受け継ぐのだろうか。

そのバトンが引き継がれる第2回サイリウムダンスワールドバトルが楽しみでならない。

大会最新情報

大会ロゴ 昨年の8か所を越え、更に大きくなった新シーズン。
なんと日本予選はニコニコ超会議で開催!

海外予選も発表されている地域は以下の通り。

2月24日 Hong Kong 
4月7日 Hawaii  
4月28日 Japan  
7月7日 Los Angeles  
8月4日 Germany  
8月19日 Taipei  
9月1日 Kuala Lumpur
9月30日 Manila  
10月6日 Shanghai  
12月1日 Singapore  
??? FINAL(Tokyo)「第2回サイリウムダンスワールドバトル」日程

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サイリウムダンスワールドバトルのさらなる詳細はこちら

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