2018.07.18 11:45
0

「BARRAK ART BOOK FAIR」メインポスター

POPなポイントを3行で

沖縄初の大型アートブックフェア「BARRAK ART BOOK FAIR」
ビル一棟が会場、机・椅子など展示什器もすべて手づくり
台湾ZINEシーンの展示も

沖縄初となる大型アートブックフェア「BARRAK ART BOOK FAIR」が、沖縄の新たなアートシーンとして注目を集める那覇市・BARRAKのビル一棟全体を会場として、2018年10月19日（金）から10月21日（日）に開催することが決定した。

“沖縄の市場“ をテーマにしたブックフェア

「BARRAK ART BOOK FAIR」メインビジュアル

“沖縄の市場（いちば）“ をテーマとした本フェアは、会場の「BARRAK」の語源である「バラック建築」から「戦後の荒地にバラックを立て市場ができた」という物語をモチーフとして、出展するZINEのみならず、机・椅子などの展示什器もすべてDIYによる手づくりだ。

出展者たちは、その無垢な木材をそのまま使ってもよいし、自分たちで好きに塗装・装飾してもよい。

台湾ZINEシーンの展示も

出展作家は、アートブックを制作する約40組のギャラリー、アーティスト、ブックメイカーの参加を個人や団体を問わず受け付けるほか、台湾から「意象萎縮」などのリトル・プレスの展示を開催しているPeter Freestone氏を召致し、台湾スペシャルセクションとして台湾ZINEシーンの展示を行う。

沖縄最大級のアートコミュニティとなる会場の「BARRAK」

また、会期前には那覇市内にて「沖縄ZINE相談所」を不定期で開設し、つくり方のレクチャーや一緒に本をつくる機会を提供。

会期中のみならず、ビル一棟から沖縄のアートシーンを盛り上げる初の試みとなる祭典となる。

「BARRAK」に集う運営メンバーやアーティストたち

開催にあたって

たくさんのZINEがある。その中から、好きだなあという本を選ぶ。たくさんの中から選べるというのが文化の豊かさであり、市場のいいところでもあると思います。
この小さな島、沖縄にいる人にもっと気軽にZINEを作って持って来てほしいし、このフェアをきっかけに沖縄にたくさんの人が来てほしいです。今回、台湾と東京と沖縄を中心に出展を募集していますが、お互いに知らない遠いところからの本に出会い楽しんでくれたらいいなあという目的です。どうなるのか想像出来ないところが深いです。みんなの反応が単純に楽しみです。沖縄にようこそ〜！　
実行委員長・又吉美和