特撮文化の重要絵師・開田裕治──ウルトラ怪獣原画を多数展示

特撮文化の重要絵師・開田裕治──ウルトラ怪獣原画を多数展示
特撮文化の重要絵師・開田裕治──ウルトラ怪獣原画を多数展示

「怪獣絵師 開田裕治と円谷特撮の世界」

“怪獣絵師”として知られる開田裕治さんが描いた「ウルトラマン」シリーズに登場するキャラクターを中心に展開する原画展「怪獣絵師 開田裕治と円谷特撮の世界」が、4月16日(水)より横浜ロフトにて開かれている。入場無料となっており、会期は5月12日(月)までとなっている。

原画展では、これまで開田さんが描いてきた「ウルトラQ」をはじめ、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」、「帰ってきたウルトラマン」などの作品群を中心に計30点にも及ぶ原画が額装展示。さらにそれだけでなく、怪獣玩具の展示販売や開田さん直筆となるウルトラ怪獣イラスト付きサイン会も行われる。

多数の特撮作品の怪獣を描いてきたイラストレーター

開田さんは、「ウルトラマン」シリーズや「ゴジラ」、「ガメラ」など、いまだに根強い人気を誇る特撮作品のポスターやビジュアルイラストなどを手がけてきたイラストレーター。

今回の「怪獣絵師 開田裕治と円谷特撮の世界」は、そんな開田さんによる2012年に開催されていた「怪獣絵師 開田裕治とウルトラの世界展」の内容を一新させた原画展となる。2013年で創立50周年を迎えた円谷プロ渾身の原画展だ。

今回の横浜ロフトは、渋谷PARCO、仙台ロフト、姫路ロフト、米子ガイナックスシアターでの開催に続く、今のところ最後の開催となる。これまでの開催よりもさらにパワーアップしているようだ。

ゼットンの受注販売も

画像は特設サイトより

原画展では、前述した「ウルトラQ」などの作品の展示をはじめ、これまで開催されきた原画展の中で大好評だった企画「開田裕治描き下ろしの肉筆画」シリーズの中から、ガラモン、ペギラ、ケムール人、カネゴン、バルタン星人、エレキング、ゼットン、ウルトラマン、ゴモラといった、人気の高い怪獣たちの原画が大公開される。

さらに横浜ロフト限定で、2013年に行われた、総勢50体の怪獣たちによる「ウルトラ怪獣総選挙」で1位に輝いたゼットンのサイン入り肉筆画、およびジークレー複製原画が20枚限定で受注販売される。

ほかにも、会場限定の怪獣フィギュアや、怪獣がイラストされたクリアファイル、ポストカード、カレンダーなどのグッズも販売される。
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