ハードコアなオカルトサイト「X51.ORG」を運営するフォトグラファー・佐藤健寿さんが、3月25日、世界中の奇怪な人・物・場所を取材・撮影した写真集『奇界遺産2 THE WONDERLAND'S HERITAGE』を刊行した。
2010年に刊行された『奇界遺産』の続編という位置付けで、前作ではカバーしきれなかった“奇界遺産”を収録。
全編に渡るイラストは、孤高の天才マンガ家・諸星大二郎さん、解説には奇怪なものを語らせたら右に出る者はいない博物学者・荒俣宏さん、アートディレクションは前作同様、デザイナーの古平正義さんという強力な面子が参加している。
現在、「奇界遺産公式サイト」も開設されている。
人類のあらゆる所行を“奇界遺産”として射程に捉え、前作を凌ぐ国数/場所数の奇界遺産を収録している。
2010年末、チェルノブイリより撮影をスタートし、中東奥地にある人類最古の村から、閉鎖された異常な彫刻庭園、考古学史を覆す大平原の神殿、アフリカの呪術文化にオーストラリアのUFO基地。
そして、東南アジアの生け贄儀式に東欧の雪積もる丘、宇宙ロケット射出基地、歌舞伎町のロボットレストランといった、魅力的な“奇界遺産”が網羅されている。
前作を愛読していた方はもちろん、知らなかった人には、未知の扉を開く鍵となることだろう。
超常現象や都市伝説、UFOやUMAなどといった奇妙なニュースや情報を集めたサイトは当時珍しく、特に、実際に佐藤さんが国内外に足を運んだ経験に基づいた独自な記事は、多くのオカルト好きに支持された。
2000年後半は、写真集のための全国取材に追われ、サイトの更新はほとんどされていない。
2010年に刊行された『奇界遺産』の続編という位置付けで、前作ではカバーしきれなかった“奇界遺産”を収録。
全編に渡るイラストは、孤高の天才マンガ家・諸星大二郎さん、解説には奇怪なものを語らせたら右に出る者はいない博物学者・荒俣宏さん、アートディレクションは前作同様、デザイナーの古平正義さんという強力な面子が参加している。
現在、「奇界遺産公式サイト」も開設されている。
人類の偉大で奇怪な所行を網羅した写真集「奇界遺産」
『奇界遺産2』は、熱狂的な支持を集め写真集として異例の大ヒットを記録した『奇界遺産』の続編。人類のあらゆる所行を“奇界遺産”として射程に捉え、前作を凌ぐ国数/場所数の奇界遺産を収録している。
2010年末、チェルノブイリより撮影をスタートし、中東奥地にある人類最古の村から、閉鎖された異常な彫刻庭園、考古学史を覆す大平原の神殿、アフリカの呪術文化にオーストラリアのUFO基地。
そして、東南アジアの生け贄儀式に東欧の雪積もる丘、宇宙ロケット射出基地、歌舞伎町のロボットレストランといった、魅力的な“奇界遺産”が網羅されている。
前作を愛読していた方はもちろん、知らなかった人には、未知の扉を開く鍵となることだろう。
今回の刊行にあわせ、4月にはトークイベントや、写真展の開催も予定しているとのこと。公式サイトでは、今後、それらの詳細情報だけではなく、各場所の解説や未掲載写真、「奇界の歩き方」などの更新も予定されているとのことなので、そちらをチェックしてほしい。…これらは正真正銘、奇跡的な地球の遺産といえるのだが、
あまりにもあからさまでまぶしすぎるために、覆いがかけられた宝なのである。
…本書を手にされた読者は、どうか胸を張って、世界遺産をめぐるのと同じ興味と楽しみを味わっていただきたい。
世界の奇界遺産が最高に近い形でここに見いだせることを請けあおう。 晴れやかに見よ、「もう一つの世界遺産」(解説:荒俣宏)より
伝説のオカルトサイト「X51.ORG」
『奇界遺産』の著者であるフォトグラファー・佐藤健寿が、2003年に立ち上げたのがオカルトサイト「X51.ORG」。超常現象や都市伝説、UFOやUMAなどといった奇妙なニュースや情報を集めたサイトは当時珍しく、特に、実際に佐藤さんが国内外に足を運んだ経験に基づいた独自な記事は、多くのオカルト好きに支持された。
2000年後半は、写真集のための全国取材に追われ、サイトの更新はほとんどされていない。
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