「シリアルキラー展2」 連続殺人犯の残した作品から内面を読み解く

「シリアルキラー展2」 連続殺人犯の残した作品から内面を読み解く
「シリアルキラー展2」 連続殺人犯の残した作品から内面を読み解く

画像はヴァニラ画廊(@vanilla_gallery)より

連続殺人犯・シリアルキラーによる作品を展示する「シリアルキラー展2」が、東京・銀座のヴァニラ画廊で開催される。

5月11日(木)から6月11日(日)までを前期、6月13日(火)から7月17日(月)までを後期として展示内容も総入れ替え。彼らのバックグラウンドまでを解説する資料とともに展示する。

殺人ピエロ」ことジョン・ウェイン・ゲイシーさんや、「月夜の狂人」エド・ゲインさんなど、目を背けたくなる凶行を犯した殺人者たちの残したさまざまな作品が展示される。

入場料は前期/後期いずれも限定パンフレット付きで2000円。土日祝日のみ事前のチケット購入が必要なため、注意したい。

殺人者の深淵を垣間見る展示

2016年にも開催された「シリアルキラー展」。

小説『羊たちの沈黙』などに登場する架空の殺人者であるハンニバル・レクターのモデルの1人となったヘンリー・リー・ルーカスさんのほか、IQ160の頭脳を持つと言われる高知能殺人犯のテッド・バンディさんなど、世界的に知られるシリアルキラーの作品を多く展示していた。

今回も2016年同様に、凶悪なシリアルキラーたちの作品やセルフポートレート、手紙などのあらゆる資料を収集するHNさんのコレクションを展示。

前記の展示作品から一部を抜粋/画像はシリアルキラー展2公式サイトのスクリーンショット

前期には「世界中を恐怖に陥れた最凶のピエロ」ことジョン・ウェイン・ゲイシーさんや、「パリの吸血鬼」と呼ばれたニコラス・クローさん、「人肉ハンバーガーショップ」の異名を持つジョー・ロイ・メセニーさんらの作品が並ぶ。

後期の展示作品から一部を抜粋/画像はシリアルキラー展2公式サイトのスクリーンショット

後期には「虐待と戦争が生んだ怪物」アーサー・ショークロスさんや「悪のシンボル」ことチャールズ・マンソンさんらのほか、「女殺人鬼たち」「闇社会の住人達」と銘打った展示も。 さらに、オカルト研究家・吉田悠軌さんによるトークイベントも実施されるが、「報道されない危険事案の身ぐるみ剥がす」というテーマも話題となりすでにチケットは完売している。

殺人という行為に取り憑かれたシリアルキラーたちの作品から精神世界を垣間見ることができる貴重な機会になりそうだ。

もっとアートに触れたい

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

イベント情報

シリアルキラー展2

会期
5月11日(木)~6月11日(日)、6月13日(火)~7月17日(月・祝)
入場料
2,000円(税込)
来場者限定・展示パンフレット付き
平日営業時間
12:00~19:00 最終入場18:30まで

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

イラスト・アートの週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ