顎ゲー『学園ハンサム』がTVアニメ化?! 資金調達でキャスト決定

PC向け恋愛アドベンチャー『学園ハンサム』のTVアニメ化に向けた資金調達が、クラウドファンディングサービス「Makuake」で開始した。

TVアニメ化が決定した場合、2016年10月より全12話構成、1話3分程度のショートアニメとして地上波で放送される。キャストは支援額に応じて決まるが、原作ゲーム版のキャストは出演予定だという。

アニメーション制作は、原作ゲームでおなじみのサークルチーム・欲求腐満、監督は原作者の木足利根曽さんが担当する。

目標金額は200万円となっており、調達期間は7月29日（金）まで。支援金額に応じて、さまざまなプレゼントを受け取ることができる。

顎ゲーがついに地上波アニメに…！

『学園ハンサム』は、東北芸術工科大学映像学科の生徒によるサークルチーム・チーム欲求不満が制作した、2010年にPC向けに発売された恋愛アドベンチャーゲーム。

私立薔薇門高校に転入してきた主人公と、その周りにいる顎が魅力的なイケメンたちが織り成す奇想天外なラブストーリーは瞬く間に人気を伸ばし、アプリや小説、CDなど、さまざまなメディアでマルチ展開。2015年には、DVD限定でアニメ化を果たしている。 特徴はなんといってもイケメンたちの鋭い顎。そのため一部では「顎ゲー」と呼ばれている。キャラクターによってはストーリを進めていくと、顎で人を刺し殺すなんてことが起こる。 そんな『学園ハンサム』の素晴らしさを伝えたいという思いから、今回のTVアニメ化の企画がスタート。地上波で放送するための資金が不足しているため、クラウドファンディングという形で資金調達を行う。

制作内容は、前述の本編(1話3分前後の全12話)に加え、OP・ED、DVDに限定収録する限定エピソード12.5話となっており、放送地域は支援額に応じて変わる。

支援額に応じて、リターンとしてサイン入り台本や1〜12.5話を収録したDVD、OP・EDを収録したCDなどがもらえるコースから法人や団体向けの30秒CM放送まで用意されている。 （c）2016 TOHOKU PENET K.K.

執筆者：しばたゃん