あの怪作がまさかの続編! 実写『HK/変態仮面2』追加キャストに柳楽優弥

  • 0

『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』ポスター

伝説のギャグ漫画『究極!!変態仮面』を原作にした実写映画の続編として、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』が、5月14日(土)から新宿バルト9ほかで全国公開されることが明らかになった。

2013年にヒットした前作から3年、監督の福田雄一さんや主演の鈴木亮平さんをはじめとした主要キャスト陣が再集結。さらに、柳楽優弥さんら豪華新キャストも加わっている。

同時に、ポスターや特報映像も解禁され、監督や原作者、主要キャストからの頼もしいコメントも届いている。

20年を時を経て実写化の『HK/変態仮面』がまさかのヒット

『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』ロゴ

『究極!!変態仮面』は、1992年から1993年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた、あんど慶周さんによるヒーローギャグ漫画。

パンティを被ると異形のヒーロー・変態仮面に変身する色丞狂介が、持ち前の正義感から日夜、正義の味方として悪人に立ち向かう、というストーリー。

それは私のおいなりさんだ」に代表される迷ゼリフはじめ、数々の変態秘技を炸裂させながら奮闘するギャグは一部で熱狂的な支持を集めたものの、少年誌の枠を超えた内容からか、1年で打ち切りとなり、伝説扱いされるに至った。

そんなギャグ漫画が、なぜか20年の時を経て『HK/変態仮面』として実写映画化。衝撃的なビジュアルと振り切った作風がネット上でも話題を呼び、主演をつとめた鈴木亮平さんの体当たりすぎる演技も高く評価され、小規模上映ながら動員数13万人・興行収入2億円というヒットを記録した。

怪作『HK/変態仮面2』に豪華新キャストら

まさかの続編公開が決定した『HK/変態仮面』だが、実は前作公開時から「三部作の構想がある」と公言されていた。

「NYロケをする」という構想は実現しなかったものの、約束通り、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』でも監督と主要キャストが集結。さらに新キャストとして、柳楽優弥さんはじめ、新井浩文さんややべきょうすけさんといった豪華な実力派キャストが加わった。

今作では、「世界中からパンティが消えてしまう」という、映画史上類を見ない危機に、正義の味方・変態仮面が立ち向かう。前作を上回る変態秘技「苦悶蜘蛛地獄」も披露される。

『HK/変態仮面』でも、15以上の海外の映画祭に招待され、NYはじめ海外でも喝采を浴びたが、すでに続編についても海外映画祭からのオファーが続々と届いているという。

色丞狂介役/鈴木亮平さん

色丞狂介役/鈴木亮平さん
ついに念願の続編が完成しました。変態とは何だろう、パンティーとは何だろう。この世界からパンティーが消えた時、人は何を想うのか。今回も自分自身と向き合い、精神面、身体面ともに極限まで突き詰めて演じさせていただいたつもりです。大きくスケールアップを遂げた、新たなる変態仮面の物語をぜひ楽しみにしていて下さい。 
今回は大学生になったということで、前作よりも体を一回り大きくし、そしてアメリカのヒーローたちと並んでもひけを取らない世界標準の身体を目指しました。今回はとにかく筋肉量を増やし、身体全体を大きくしました。現場で、専属のトレーニングパートナーについてもらい、筋トレ用テントも用意していただき、そこで撮影の合間にトレーニングをして、万全の態勢で撮影に臨みました。福田監督から「社交ダンスを習っておいてくれ」と言われたので、個人的に一ヶ月間レッスンを受け、ルンバの動きをアクションに取り入れました。ユラユラと腰が動く、今までに見たことのないような画期的なアクションになっています。

姫野愛子役/清水富美加さん

姫野愛子役/清水富美加さん
3年ぶりに、真面目で変態な狂介くんと、最高にクールで変態な変態仮面に会えて、気分はエクスタシーでした。鈴木亮平さんが今回も素敵です。世界からパンティが消えてしまうと言う大事件が起きますが、最後はパンティと愛の大切さを実感できる作品だと思います。私は今回もパンティを脱ぐのでしょうか。否や。

真琴正役/柳楽優弥さん

真琴正役/柳楽優弥さん
1作目を楽しく拝見していたという事もあり、続編に参加出来たのはとても嬉しかったです。
変態仮面の、あの肉体を作り上げるのにはどれだけの労力がかかるのだろうと考えたら、ただただ凄いなと感服しました。撮影中は真夏だった事もあり、代謝の良い僕は沢山汗をかき、少しは体も絞れたと思います。
ムロさんのアドリブに詰められました。ムロさんのアドリブもこの映画の見所の一つだと思います。

 

福田雄一監督
まずは何より本当に続編を作ることが出来たことが嬉しいです。なにしろ、一作目は制作してくれる会社もほとんどなく、宣伝させてくれる媒体もかなり限られているという状況での公開。しかし、奇跡は起きるものです。まさかの大ヒットです。しかし、ヒットしたらしたで困難はあります。なにしろ、出てくれていた役者さんたちが皆さん売れてしまいました。売れてから変態と名のつく映画に進んで出る役者はいません。続編を望んだプロデューサーは困りました。
ヒットして困る映画も珍しい。しかし!朝ドラに出ても!ゴールデンに出ても!映画で主役やっても!変態仮面をやりたい!という馬鹿な役者たちは存在しました!そう!鈴木亮平はこれっぽっちも続編を諦めていなかったのです!その肉体美を作るために彼は死ぬほどの思いをしたでしょう。彼は死ぬほどの思いをして変態をやっています。 
その思いを受け止めて共演者、スタッフ、みんな、死ぬほど頑張って、変態を極めました。当映画は某スパイダーマンを多分に意識しているため、誰にも求められずとも「3」までは絶対に作ります!ただ!出来れば!求められて作りたい!それはすべてこの続編が皆様の支持を得られるかにかかっております!何卒、応援をよろしくお願い致します!

原作者 あんど慶周さん
まず脚本を拝見した時点で笑いました。監督も主要な俳優陣も前作と同じなので「映像ではこんな感じに演技するんだろうな」というのが目に浮かんだからです。一つ心配だったのは鈴木亮平くんの肉体ですね。別の映画で巨漢になってたから撮影までに絞りきれてるのかと。撮影見学に行って彼を見たら心配無用でしたね。さすがプロです!新必殺技も現場で見て爆笑です!いや、ホントすごいから(笑)前作の公開後、福田監督も主演の鈴木亮平くんも「パート2もやりましょう!」と言っていたので楽しみに待ってました。前作よりもいろいろスケールがアップしてますね。

(C)あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

作品情報

HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス

上映日
2016年5月14日(土)より
上映館
新宿バルト9ほか
監督・脚本
福田雄一
原作
あんど慶周「THE ABNORMAL SUPER HERO HENTAI KAMEN」
(集英社文庫コミック版刊)
配給
東映

キャスト : 鈴木亮平/清水富美加/柳楽優弥/ムロツヨシ/水崎綾女/皆川猿時/新井浩文/やべきょうすけ/勝矢/足立理/上地春奈/木根尚登/佐藤仁美/片瀬那奈/池田成志/安田顕

関連情報をもっと読む

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

音楽・映像の週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ