幼少期から様々なゲーム作品の架空モンスター創作などに没頭してきたというTOKIYAさんによる、「ゲームカルチャーという作家のルーツによってスタイリングされたミュータント」をテーマにした様々なイラストレーションが展示される。
TOKIYA SAKBA初個展のテーマは「ミュータント」
TOKIYA SAKBAさんは、「ポケモンカードゲーム」をはじめとしたトレーディングカードゲームへのイラスト提供はじめ、SEGAのアーケード用新作音楽ゲーム「CHUNITHM(チュウニズム)」やSQUARE ENIXのスマートフォン向けアプリ「アリスオーダー」といったゲーム作品に携わるイラストレーター。また、Twitterのハッシュタグ「#1番目にリプがきたポケモンと2番目にリプがきたポケモンをフュージョンさせる」企画において、クオリティの高いオリジナルミックスポケモンのイラストを投稿し、たびたび話題を集めている。
「幼少期に、ドラゴンクエストやポケットモンスターに登場するという設定で、架空のモンスターの創作や、既存のデザインをカスタマイズすることに没頭していた」と語るTOKIYA SAKBAさん。昔描いたお気に入りの4匹置いときますね#1番目にリプがきたポケモンと2番目にリプがきたポケモンをフュージョンさせる pic.twitter.com/JnKpTKIPnD
— TOKIYA SAKBA (@TOKIYA) 2015, 3月 20
初個展では、ゲーム世界と現実を交差させたオリジナル作品を展開する予定。
初日となる5日の18時から21時までは、オープニングパーティーも開催される。
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イベント情報
TOKIYΛ SΛKBΛ『©LΛSH』
- 会期
- 2016年3月5日(土)から3月27日(日)まで
- 場所
- mograg gallery
- 時間
- 13時から20時まで
- 休館日
- 月曜日
- オープニングパーティ
- 2016年3月5日(土)18:00-21:00
リロードされた"現実"という名のステージに忍ばせたバグ
「幼少期に、ドラゴンクエストやポケットモンスターに登場するという設定で、架空のモンスターの創作や、既存のデザインをカスタマイズすることに没頭していた」と語るTOKIYA SAKBAがその原点に立ち返った本展は、『ゲームカルチャーという作家のルーツによってスタイリングされたミュータント』を一貫したテーマとし、PCモニタに映し出される現実世界の実在するマテリアルを、壮大なゲーム世界のフィールドやアイテムと読み替え、“現実”と“幻想”という異なるベクトルが交差する世界を描き出したイラストレーションを展開する。
この空間は、リアルとアンリアルを境なく生きるプレイヤー達へ用意された“イベント”であり、歪(いびつ)で揺らぎのあるパラメータを割り振られたヴィジョンを手にする“ショップ”。これら認識へのハッキング行為がもたらす滑稽さが知覚世界に不可思議な感触を付与するだろう。
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