本展では、日本が誇る伝統画派「琳派」を継承する現代画家たちが、漫画家・手塚治虫さんの作品やVOCALOID・初音ミクなど、21世紀を代表する漫画やアニメのイラストを、日本の伝統工芸品に表現した作品を展示。
さらに会場では、展示作品のイラストを用いた金箔風クリアファイルや、ミニ掛け軸などの限定グッズも販売される。
琳派オマージュ展 RIMPA HINOTORI
日本の伝統画派で描く現代アニメや漫画の肖像
「琳派オマージュ展」は、2015年度に京都市が行っている文化事業「琳派400周年記念祭」の一環として行われるもの。KADOKAWAから発行されているアニメ誌『月刊ニュータイプ』の創刊30周年記念企画とのコラボレーションとなっている。 本展では、本阿弥光悦さんのほか、俵屋宗達さん、尾形光琳さんをはじめに隆盛を極めた伝統芸術「琳派」の画風を用いて、現代の象徴的文化ともいえるアニメや漫画のイラストを表現。
平面作品のほか、掛け軸、屏風、襖、扇子、箪笥などの多彩な伝統工芸品に描かれている。 会場には、手塚治虫さん原作のTVアニメ『ジャングル大帝』や、サンリオの人気キャラクター・ハローキティといった世代を問わず愛される作品が登場。
さらに、新房昭之監督による『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』や、ゲームブランド・TYPE-MOONのPCゲームを原作としたTVアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』、京都アニメーションの金字塔『らき☆すた』など、多くのポップカルチャーファンから支持される人気作品がモチーフとなっている。
さらに、人気メディアミックス作品『ラブライブ!』のキャラクターがデフォルメされた「ラブライブ!ねぶた」も展示される予定。
執筆者:きくちみずほ
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イベント情報
琳派オマージュ展
- 開催期間
- 2015年9月19日(土)~11月3日(火・祝)
- 開催時間
- 午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分)
- 休館日
- 毎週水曜(祝日の場合翌日)、10月11日(日)
- 会場
- 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2・3・4・6
- 料金
- 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です
- 主催
- 京都国際マンガミュージアム / 株式会社KADOKAWA
- 協力
- 京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会/京都市
<展示作品(予定)>
・グリザイアの果実
・劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語
・実は私は
・Charlotte
・ジャングル大帝
・スシポリス
・青春×機関銃
・太陽の牙ダグラム
・鉄腕アトム
・東映ロボットガールズ
・ドリフターズ
・ニンジャスレイヤー
・初音ミク
・果つることなき未来ヨリ
・ハローキティ
・火の鳥
・Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
・ユニコ
・らき☆すた
・リラックマ
・レーカン!
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