「琳派オマージュ展」 まどマギ、らき☆すたの肖像と日本伝統美が融合

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「琳派オマージュ展」 まどマギ、らき☆すたの肖像と日本伝統美が融合
「琳派オマージュ展」 まどマギ、らき☆すたの肖像と日本伝統美が融合

「らき✩すた 柊かがみと紅梅白梅図」/(c) 美水かがみ/KADOKAWA/画像はすべて京都国際マンガミュージアム公式Webサイトより

日本美術の流派「琳派」と漫画やアニメ、伝統産業とのコラボレーションによる企画展「琳派オマージュ展」が、京都マンガミュージアムにて、9月19日(土)から11月3日(火・祝)まで開催される。

本展では、日本が誇る伝統画派「琳派」を継承する現代画家たちが、漫画家・手塚治虫さんの作品やVOCALOID初音ミクなど、21世紀を代表する漫画やアニメのイラストを、日本の伝統工芸品に表現した作品を展示。

さらに会場では、展示作品のイラストを用いた金箔風クリアファイルや、ミニ掛け軸などの限定グッズも販売される。

琳派オマージュ展 RIMPA HINOTORI

日本の伝統画派で描く現代アニメや漫画の肖像

「火の鳥 蓬莱山図」/(c) 手塚プロダクション

「琳派オマージュ展」は、2015年度に京都市が行っている文化事業「琳派400周年記念祭」の一環として行われるもの。

KADOKAWAから発行されているアニメ誌『月刊ニュータイプ』の創刊30周年記念企画とのコラボレーションとなっている。

(c) Frontwing/Project GRISAIA

本展では、本阿弥光悦さんのほか、俵屋宗達さん、尾形光琳さんをはじめに隆盛を極めた伝統芸術「琳派」の画風を用いて、現代の象徴的文化ともいえるアニメや漫画のイラストを表現。

平面作品のほか、掛け軸、屏風、襖、扇子、箪笥などの多彩な伝統工芸品に描かれている。

(c) "SUSHI POLICE" Project Partners

(c) ダイナミック企画・東映アニメーション(c) 松本零士・東映アニメーション(c) ロボットガールズ研究所

会場には、手塚治虫さん原作のTVアニメ『ジャングル大帝』や、サンリオの人気キャラクター・ハローキティといった世代を問わず愛される作品が登場。

さらに、新房昭之監督による『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』や、ゲームブランド・TYPE-MOONのPCゲームを原作としたTVアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』、京都アニメーションの金字塔『らき☆すた』など、多くのポップカルチャーファンから支持される人気作品がモチーフとなっている。

さらに、人気メディアミックス作品『ラブライブ!』のキャラクターがデフォルメされた「ラブライブ!ねぶた」も展示される予定。

執筆者:きくちみずほ
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イベント情報

琳派オマージュ展

開催期間
2015年9月19日(土)~11月3日(火・祝)
開催時間
午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分)
休館日
毎週水曜(祝日の場合翌日)、10月11日(日)
会場
京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2・3・4・6
料金
無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です
主催
京都国際マンガミュージアム / 株式会社KADOKAWA
協力
京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会/京都市

<展示作品(予定)>
・グリザイアの果実
・劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語
・実は私は
・Charlotte
・ジャングル大帝
・スシポリス
・青春×機関銃
・太陽の牙ダグラム
・鉄腕アトム
・東映ロボットガールズ
・ドリフターズ
・ニンジャスレイヤー
・初音ミク
・果つることなき未来ヨリ
・ハローキティ
・火の鳥
・Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
・ユニコ
・らき☆すた
・リラックマ
・レーカン!

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