前作『リトルウィッチアカデミア』の原画やメイキング映像のほか、漫画雑誌『ウルトラジャンプ』『りぼん』で連載開始される漫画版の原稿などが展示される。会期は8月28日(金)から9月19日(土)まで。
クラウドファンディングにより制作された話題作
映画『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』第一弾予告
「アニメミライ2013」での公開後、YouTubeやニコニコ動画で期間限定で無料公開され、国内のみならず海外からも人気を集め、ファンからは続編を望む声が上がった。
それを受け、2013年7月にクラウドファンディングサービス・Kickstarterで資金募集したところ、開始からわずか6時間で目標の15万ドルを達成し、1ヶ月でその4倍となる62万5518ドル(約7,400万円)を集め、続編「魔法仕掛けのパレード」が制作される運びとなった。
本展の主催は、2014年に開催された「『リトルウィッチアカデミア』とアニメミライ~等身大原動画でみる作画の魔術~展」を手がけた、明治大学国際日本学部の森川嘉一郎研究室。
アニメや漫画など多彩な展開が行われる『リトルウィッチアカデミア』の展示を通じて、メディアミックスの力とその可能性に迫る。
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イベント情報
『リトルウィッチアカデミア』の世界:アニメ発メディアミックスの新潮流
- 会期/時間
- 2015年8月28日(金)~9月19日(土)/10:00~17:00(会期中無休)
- 入場料
- 無料
- 会場
- 明治大学博物館 特別展示室
- 東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階 (JR御茶ノ水駅徒歩2分)
- 主催
- 明治大学 森川嘉一郎研究室
<テーマ>
マンガの連載がはじまり、アニメも流れている。
友達と話題になり、盛り上がり、グッズが欲しくなる。
そして映画館に、劇場版を観に行きたくなる―。
「メディアミックス」は、そのような関連商品の販売や観客動員の相乗的な拡大を目論むプロデュース手法として、日本ではとりわけマンガ・アニメ・ゲームの間で、独特な発達を遂げてきました。
それはまた、キャラクターや物語世界を〈作家〉や特定の〈媒体〉への従属から解き放ち、より自由で遍在性の高い存在へと転移させる効果をともなっていました。ファンによる二次創作も、その豊潤な可能性の追究に与ってきました。
『リトルウィッチアカデミア』は、多数のファンの出資により新作のアニメが製作され、作品をさらに多くの人々に届けるべくメディアミックスが行われるという、新機軸を画する作品です。
この展示では、日本のマンガやアニメの発展を促してきた重要な仕組みの一つである「メディアミックス」の力と可能性に、この『リトルウィッチアカデミア』の世界を事例にして、多角的に迫ります。
<主要展示物>
アニメ『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』原画
マンガ『リトルウィッチアカデミア』原稿
各種メイキング映像
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