圧倒的な存在感を残したシンガーソングライター
快速東京による怒涛のパフォーマンスの次に颯爽と登場したのはシンガーソングライターの大森靖子さん。2012年にリリースされたミニアルバム『PINK』をきっかけに、ポップな見た目からは想像のつかない、個性的な楽曲や歌詞でさまざまなシーンから注目を浴びた。エビ、エビ、エビ。怪人集団に狂喜乱舞
トリを飾ったのは、この日の出演陣のなかでも最もとんがっていたかもしれないパフォーマンス集団・溺れたエビの検死報告書。関西を中心に、10年以上ものキャリアをもつベテランのエビ集団は、エビ人間に改造された一流の音楽家やパフォーマーで構成されている。派手なパフォーマンスや演出はもちろんのこと、一流のエビたちによる変幻自在に演奏されるサウンドが大きな人気を集めている。エビが奏でるダンサンブルでノリやすいサウンドには、体をじっとさせていられない、気づけばなぜか体を揺らし飛び跳ねてしまう不思議な効果がある。この日のパフォーマンスでも、それまで後ろのほうでしっとりと見ていた観客でも次々と踊りだす姿があちらこちらで見られた。
終盤には、スナック菓子「かっぱえびせん」の小袋を観客に投げ入れたり、さらにはステージを降り、観客の1人を踊りながら囲い込むという迫真のパフォーマンスも行われ、絶頂だった会場の熱気をさらに頂点へと突き上げた。
幸せに満ち溢れながら盛況に終了
こうしてとんがったアーティストたちによる最高にとんがったステージが終わり、終始ワイワイと盛り上がりながら大盛況に幕を閉じた。一方のbómiさんも、2013年11月13日(水)に配信限定シングル「Party night で Hold me tight ♡」をリリースしたばかりだ。
ともに勢いのある2人によって開催された「とんトン」には、あまり通常のライブやクラブイベントでは見かけないような、多くのおしゃれな女子や男子が集っていた。終演後は、そんな観客たちが、それまで以上にグッズ販売やブースにひしめき合い、「とんトン」の終演を名残惜しむかのような雰囲気が感じられた。
そんな中、bómiさんは自身のTwitterで「とんトン」について「(また)春頃にやれたらいいなと思ってます」とコメントしており、ファンの間では早くも次回の開催を望む声が上がっている。
12月16日(月)には、今回の「とんトン」につづく、bómiさんが渋谷CLUB QUATTROにて3ヶ月連続開催する自主企画イベントの第2夜「Occappers CD発売記念イベント ~おかっぱマニア~」の開催が控えている。
すでに、bómiさんのほかに、後藤まりこさん、小南泰葉さん、さらに正体不明のユニット・Occappersのライブ出演が発表されている。会場では、OccappersのCD販売もされるようだ。さらに、今回の「とんトン」の来場者特典として配布されていたトートバッグを持参すると500円のディスカウントを受けることができる。チケットは、11月16日(土)より各チケットガイドで一般発売中だ。

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