第10試合:太田忍✕ vs. ◯イリスベク・ティレノフ
第10試合:太田忍 vs. イリスベク・ティレノフ
RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)※バンタム級
結果:太田忍✕ vs. ◯イリスベク・ティレノフ ※2R3分4秒TKO
5月の再起戦で勝利して勢いに乗る太田忍選手が、フェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手と同門である“キルギスの雪豹”ことイリスベク・ティレノフ選手と対決する。五輪銀メダリストの太田選手と、RIZINデビューとなる22歳の次世代MMAファイターであるティレノフ選手。勝者はバンタム級のベルト挑戦権に近づくであろう一戦だ。
1R、ローキックを捕まえた太田選手が組み付いてケージ際で押さえ込む。コントロールしながら膝蹴り。そしてテイクダウンからマウントポジションへ。しかし腰の強さでブリッジからティレノフ選手が返してバックを取る。入れ替わった太田選手がギロチンを仕掛けるも、ティレノフ選手がパワーで回避。スクランブルの展開からスタンドの攻防へ。ティレノフ選手の強烈な右のローキックとハイキック。左右の強烈なパンチをぶん回す。太田選手が組み付くも剥がされる。
2R、ケージ際で太田選手にローブローが入る。ティレノフ選手に警告。再開後、連続タックルを見せる太田選手、テイクダウンには至らない。スタンドの打撃戦では様々な足技を見せるティレノフ選手が優勢か。右ストレートが太田選手にヒット。コントロールしに組み付くが、ティレノフ選手が押し返す。するとティレノフ選手がワンツーのラッシュから膝蹴り、さらに膝蹴りの追い討ちで太田選手がダウン。
ティレノフ選手が2R3分4秒TKO勝利。RIZINデビュー戦でシェイドゥラエフ選手と同門の名に偽りのない強さを見せつけた。
第11試合:カルシャガ・ダウトベック◯ vs. ✕萩原京平
第11試合:カルシャガ・ダウトベック vs. 萩原京平
RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)※フェザー級
結果:カルシャガ・ダウトベック◯ vs. ✕萩原京平 ※1R4分8秒KO
フェザー級屈指のストライカーが激突。カルシャガ・ダウトベック選手は10連勝後のノーコンテスト、体調不良が続いている中で迎える一戦。相手は、前回初参戦の外国人ファイター相手に悔しい敗戦を喫した萩原京平選手。ダウトベック選手はフェザー級での存在感を示し、萩原選手は9月に地元・大阪で開催される「超RIZIN.5」出場に向けて、是が非でも勝利したい試合となる。
1R、リーチ差で10.5cm上回る萩原選手がローキックからリズムをつくろうとする。ダウトベック選手は右側にステップをふみながらジャブで牽制。ダウトベック選手にローブローが入る。再開後、距離感が近づいた対イングで萩原選手が右ストレートも当たらない。散発的な攻撃ながら緊張感のある展開が続いた次の瞬間、ダウトベック選手が踏み込んで左フックの一撃。萩原選手がダウン。グラウンドパンチで追い討ちしたところでレフェリーストップ。
ダウトベック選手が1R4分8秒でKO勝利。ノーコンテンストを挟んで11連勝を飾ると共にRIZINカムバックを果たした。
第12試合:バンタム級タイトルマッチ ダニー・サバテロ◯ vs. ✕鹿志村仁之介
第12試合:バンタム級タイトルマッチ ダニー・サバテロ vs. 鹿志村仁之介
バンタム級タイトルマッチ
RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
結果:ダニー・サバテロ◯ vs. ✕鹿志村仁之介
バンタム級王者ダニー・サバテロ選手にとっては2度目の防衛戦。ここまで圧倒的レスリング力とスタミナを武器に、終始試合を支配して勝利しているが、RIZINの榊原CEOからはフィニッシュ勝利を命じられており、真価が問われる。
対する鹿志村仁之介選手は、12勝中10勝が一本勝利という生粋のグラップラー。5月のDEEPで勝利して暫定王者に。それを追い風に、RIZIN4戦目にしてタイトルマッチに抜擢された。経験値や実力ではサバテロ選手有利だが、寝技師として下からでも極められる必殺技を持つ鹿志村選手の番狂せにも注目が集まる。
1R、互いに立ち上がりは様子を見る展開。タックルにいく鹿志村選手だが、上になるのはサバテロ選手。しかし、すかさず足を取りに行くが決まらない。回避されるがさらに極めにかかる。サバテロ選手がなんとかしのぐ。序盤の激しいスクランブル。鹿志村選手が怖さを見せた。スタンドの攻防からサバテロ選手の攻撃がヒット、グラウンドパンチの連打で追い込んでいく。しかし決まらず。それでもスタンドではサバテロ選手が優勢。
2R、サバテロ選手のプレッシャーが強い。ハイペースで前に出る。鹿志村選手もテイクダウン。徐々に汗ですべって極めづらくなってきたか。スタンドから再びグラウンドへ。サバテロ選手のコントロール力が際立つ。トップポジションから脇にパンチを放っていく。サバテロ選手得意の状態で2分以上の時間が経過するものの、鹿志村選手も耐え忍んだ。サバテロ選手はフィニッシュ勝利に向けてスタンドでの打撃を見せる。
3R、スタンドで勝負したいサバテロ選手、寝技に持ち込みたい鹿志村選手。両者の駆け引きがの緊張感が最高潮に高まった刹那、スタンドでのサバテロ選手のパンチが鹿志村選手の顎を撃ち抜いた。天を仰ぎながらそのまま倒れる鹿志村選手。
サバテロ選手が見事KO勝利をもぎ取ると共に、2度目のバンタム級タイトル防衛を果たした。試合後のマイクでは、会場にいた前王者・井上直樹選手に試合を要求する場面もあった。なお、ノックアウトされた鹿志村選手は担架で運ばれた。
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