北村匠海の監督デビュー映画、キャスト解禁 原案は急逝したラッパーの代表曲

萩原利久さん/©寺中一桂

萩原利久さんのコメント

まず監督、脚本北村匠海と書いてある台本を受け取るというのがとても嬉しかったです。友達が作る作品に出るというのが初めてで、何か不思議でもあり嬉しい気持ちにもなりました。一緒に芝居をしていた友達がこんな脚本を書くんだなととても驚いたし、音楽をやっている面も含めて本当に多才だなと感じました。お互いがプレイヤーという事もあり、現場でのやり取りが1個1個とてもスムーズで、ニュアンスで伝え合うことができたのがとても良かったです。自分が役者で匠海が監督という普段とは違う形で接するのはちょっとだけ恥ずかしさがあったけど、自分より匠海の方がそういうのがあったかもしれません(笑)そういうのも含めて現場で楽しみながらやっていました。役に関しては、匠海が自分にこの役を用意してくれたのがすごく納得できるし、多分この役は北村匠海も演じることができると思います。このような表現は普段役を演じる時に使うことがあんまりないんですけど、それぐらい心の深い所でキャッチできた部分があった気がしました。

藤堂日向さん

藤堂日向さんのコメント

この映画の話を頂く少し前、自分は日々に疲れきり、他人に頼らず、そのまま燃え尽きようとしていました。そんな時、北村匠海に「聴いてみて」と言われた曲が不可思/wonderboyさんの「世界征服やめた」という曲でした。涙がボロボロと溢れてきて、心が熱を取り戻して、何度も何度もリピートしました。
感謝の連絡をした後、少ししてから「映画を撮ろうと思っていてそれに出てくれないか」と言われました。その時は、まさか自分が本当に出演することになろうとは微塵も思っておらず、軽い気持ちで出たいと言っていました。
話がどんどんと進んでいき、いざ自分の手元に台本が来た時にようやく実感が湧いてきました。鋭利で、ハッと目を引くような、諦観を帯びたその台本は、北村匠海らしく、とても優しくて心の底から温かさを感じる台本でした。
監督・北村匠海の初めての作品に関われた事を本当に光栄に思っております。
誰もが持っているけれど、どこかに眠っているそれぞれの心の原風景を少しでも感じていただけたらなと思います。

©️『世界征服やめた』製作委員会

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作品情報

映画『世界征服やめた』

公開
2025年2月、ヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次公開
原案・主題歌
「世界征服やめた」不可思議/wonderboy(LOW HIGH WHO? STUDIO)
企画・脚本・監督
北村匠海
出演
萩原利久 藤堂日向 井浦新(友情出演)
製作・制作プロダクション
EAST FILM

チーフ・プロデューサー:小林有衣子
プロデューサー:本多里子
ライン・プロデューサー:古賀爽一郎、小楠雄士
撮影:川上智之
照明:穂苅慶人
サウンドデザイン:山本タカアキ
美術:松本千広
スタイリスト:鴇田晋哉
ヘアメイク:佐鳥麻子
編集:清水康彦
音楽:HAPPY BUDDHA HILL
助監督:草場尚也
制作担当:福島伸司、佐佐木基入
スチール:高橋春織
台本デザイン:柴崎楽
撮影協力:ニコンクリエイツ
制作協力:ニコン
企画協力:Creatainment Japan
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
カラー|16:9|5.1ch|51min

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