BE:FIRST紅白初出場に意気込み　“社長”SKY-HIも背中押す「楽しんでくれれば最高」

大晦日に放送される第73回「NHK紅白歌合戦」のリハーサルが、東京・渋谷のNHKホールで行われている。

12月28日の夕方には、BMSGに所属する7人組ダンス＆ボーカルグループBE:FIRSTが登場。

2021年8月のデビューから1年での紅白出場という躍進を遂げたメンバーたちが、それぞれ本番のパフォーマンスに向けて意気込みを語った。

「しっかりBE:FIRSTらしい音楽を届けたい」初出場へ向けた決意

12月31日に放送される第73回「NHK紅白歌合戦」でBE:FIRSTが披露するのは、MVの再生回数が3200万回を超える彼らのプレデビュー曲「Shining One」。

リハーサル後に行われたコメント取材では、リポーターが初出場の意気込みはあるかと質問。メンバーのRYOKIさんはまず「僕たちデビューして本当に何もないんですが、このような機会を設けていただいたことを本当に心から感謝しております」と丁寧に感謝を述べた。

そのうえで、「僕たちだけじゃなくて他のアーティストさんたちと共に、日本の音楽エンターテインメントを日本の皆さんに元気を届けられるような位置にできればいいなと思っております」「僕たち自身、全力でパフォーマンスさせていただきます」と決意を語った。

また、初めて紅白の舞台で音合わせをした心境を尋ねられると、SOTAさんは「わかってはいたんですけど、（舞台に立つと）興奮と緊張、楽しみがあふれだしてきたので、本当に楽しめました」「使命感というか、初出場でしっかりBE:FIRSTらしい音楽を届けたいなということを考えましたね」とコメントした。 また、音合わせで見せたパフォーマンスでは「Shining One」のダンスにも変化が表れていた。

これについて尋ねられたSOTAさんは「あんまり言わない方が楽しんでもらえるかなと思うんですけど（笑）、また確実にレベルアップしたものをお届けできると思うので、楽しみに待っていていただければと思います」と意味深に語っている。

一方、記者からは今回の初出演に際してBMSGの社長をつとめるSKY-HIさんから何か声をかけられたかという質問も。

MANATOさんは「年末ということで、1年間ずっと走ってきた集大成というのと、初めて見ていただける人も多いと思うので、自分自身の本来のパフォーマンスができるようにとみんなで話していました」と回答。

これに対して取材現場にいたBMSGを率いるSKY-HIさんは、「ここまできたら、最後は楽しんでくれれば最高だなと思います」と背中を押した。SKY-HIさんは、「ここまできたら、最後は楽しんでくれれば最高だなと思います」と背中を押した。

2023年の抱負「それぞれの活動の幅も広がってくる」

続いては、記者が今年1年間を振り返ってみて、思い出に残っていることを尋ねた。

SOTAさんは「夏にBMSG FESっていうイベントがあったんですが、そこでBE:FIRSTが完成したんだという感覚があって」「その日に、メンバー一同がこの年末の景色を想像できたので、一年の折り返しのタイミングであのステージを踏めたのはすごく大きかったなと思います」と振り返った。

逆に2023年の抱負については、RYOKIさんが「7人それぞれの活動の幅も広がってくると思います」「それぞれが広げたエンターテイメントの幅をグループに持って帰ってきて、音楽の視野を広げられればなと思っています」と、さらなる飛躍への思いを語った。

最後に「今年一年を漢字1字で表現すると？」という質問を受け、LEOさんはグループ名にもなっている「初」の字を選択。

「たくさんの方の愛を受けて、初のロックフェス、初のアルバム、初の全国ツアー、そして初の紅白出場と色々な初のことを経験しました。本当に初という言葉が合う1年だったと思います」と締めくくった。