「コロナ禍はコスプレイヤーにとっても大打撃でした」
そう語ってくれたのは、プロコスプレイヤーの火将ロシエルさん。2022年で活動15周年の彼女ですが、コスプレイヤーとして収入を得ながら活動する中で、コロナ禍は新たな活動方法を模索し挑戦した期間だと振り返ります。
コミケの熱狂も落ち着いた8月下旬、火将ロシエルさんは自身も久しぶりとなるオフラインの生誕祭イベントを開催。せっかくなので遊びに行ってみると、彼女は「推しを支援するだけでなく投資もできる」という新たなプロジェクトを展開中とのこと。
会場に集まったファンも興味津々。本人が「コスプレイヤーの新たな収入源として期待」している“Curecos”って、いったい何なのだろう……?
【写真37枚】火将ロシエルさん撮り下ろしフォトギャラリー 取材・文:ミクニシオリ 写真:Diora 編集:恩田雄多
目次
門外不出の宣材メイキングも公開された火将ロシエル生誕祭
「本籍、ジャストプロ。そして、コプルト、業務提携」。集まったファンを前に事務所移籍を報告する火将ロシエルさん。
あいにくの雨模様ながらも満席となった当日、ロシエルさんは金髪に黒いワンピース姿というコーディネートで登場。イベントに来たファンの中には「(本人と直接会うのは)コロナ前ぶりで……」と涙ぐむ人も。
トークイベントがはじまると、まずは自身が設立した事務所・コプルトからジャストプロへの移籍を改めて報告。「本籍、ジャストプロ。そして、コプルト、業務提携」と現状を説明しました。
宣材写真のメイキングという、本来であれば門外不出の貴重な映像も公開。
カメラマンからの不思議な指示によって生まれたシュールな写真をはじめ、初めて見る写真の数々とエピソードトークに、会場がたびたび笑いに包まれる場面も。イベント終盤には、「これから起こる楽しいことを、みんなでつくる思い出として残せるように活動して行きたいです。これからもよろしくお願いします!」と意気込みを語りました。
生誕祭イベント当日、会場に併設されたギャラリースペース。
現在の事務所へ移籍後に撮影された宣材写真などが展示されました。
コスプレ画像をNFT化して販売するCurecosとは?
そんな現状に一石を投じたのが、世界180ヶ国に100万人以上のユーザーを有するWorld Cosplayを継承したデジタル画像のNFT化プラットフォーム・Curecos(外部リンク)です。
Curecosは、コスプレイヤーやカメラマンなど、クリエイターがSNSに画像を投稿するような感覚で、自身の作品をNFT化できるサービス。加えて、ファンは仮想通貨(暗号資産)コスプレトークン(COT)を利用することで、コスプレイヤーやカメラマンのNFT作品を購入したり、クリエイターに対して投げ銭を行うことができます。
株式会社キュアが運営するNFTプラットフォーム「Curecos」イメージ画像
仮想通貨コスプレトークン(COT)
Curecos内でNFT化されたコスプレ画像には、二次的な売買が行われた際には所有者の移り変わりが記録され、さらには所有者が移ったときに、作者であるコスプレイヤーやカメラマンに利益が還元される仕組みです。
火将ロシエルさんとCurecosでは今回、生誕祭で飾られた未公開ショット画像などをオリジナルコスプレNFTとして展開。9月3日(土)20時までの期間、日替わりで火将ロシエルさんのNFTが購入できるキャンペーンを実施中です(外部リンク)。ちなみに生誕祭直後から多くのファンが購入してくれているのだそう。
仮想通貨での取引に抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、今はアプリなどで手軽に購入することができます。【CurecosでのNFT購入手順】
①暗号資産取引所「Zaif」で個人情報を登録する
②Zaif内の口座開設が終了したら、取引所でCOTを購入する
→COT購入方法
③COTを管理できるアプリ「MetaMask」アプリをダウンロード
④COTを自分のMetaMaskアプリに送金する
→MetaMask登録方法
⑤MetaMaskをCurecosに登録しているコスプレイヤーにCOTを送る
※NFTの購入や投げ銭にはガス代(手数料)として「ETH(イーサ)」が必要
→ETH入手方法
生誕祭の終了後には、火将ロシエルさん自ら、Curecos担当者と共にNFT購入までの流れをYouTubeで生配信。担当者のレクチャーを受けながら、コスプレNFTという新たな可能性に興味津々の様子。
およそ15分で、購入手順が端的に説明されているので、まずはこの動画で流れをつかむのもオススメです。
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