清竜人、誕生日に初のセルフカバーアルバム　プライベートレーベルから発売

シンガーソングライター・清竜人さんが、誕生日である5月27日に初のセルフカバーアルバム『COVER』を配信リリースした。

収録されるのは、ももいろクローバーZ、堀江由衣さん、田村ゆかりさん、上坂すみれさん、りぶさん、Kizuna AI（キズナアイ）さん、でんぱ組.incに提供した楽曲。

数々のアーティストへの提供曲から本人がセレクトした全7曲を、ピアノと歌のみで再構築。作家性と声の存在感の両方を再認識できるアルバムに仕上がった。

清 竜人 Self Cover Album『COVER』収録曲
1.イマジネーション（ももいろクローバーZ）
2.半永久的に愛してよ♡（堀江由衣）
3.ゆかりはゆかり♡（田村ゆかり）
4.ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡（上坂すみれ）
5.Princess（りぶ）
6.Cords Of Love（Kizuna AI（キズナアイ））
7.秋の葉の原っぱで（でんぱ組.inc）

清竜人がプライベートレーベルから初のリリース

『COVER』は、清竜人さんのプライベートレーベル「Ryujin Kiyoshi Labels」として初のリリース作品。同レーベルでは、今後も自由さを活かしたリリースを予定している。

5月27日20時30分からは、レーベル公式YouTubeチャンネルでトークライブを配信。アルバム制作の裏側や今後の活動が本人の口から語られる。 清竜人さんとっては初の試み。弱冠19歳でのデビューから、美しい歌声と優しいメロディーで注目を集めたかと思えば、一夫多妻制アイドルの結成と解散。

これまでリリースごとに作風をがらりと変えており、前日には自身のTwitterで告知について複数の選択肢を予告。トークの内容にも注目したところだ。

明日って何の日だったっけね。
日付変わった０時丁度に告知があるなんて噂きいたよ。
俺は竜人くんの誕生日でしたー！に１票。

— 清 竜人 (@ryujin_kiyoshi) May 26, 2020

清竜人というアーティストについて

清竜人さんは2009年3月、弱冠19歳にしてシングル「Morning Sun」でメジャーデビュー。美しい歌声と優しいメロディーが印象的なこの楽曲はCMにも起用された。

2010年にリリースされた2ndアルバム『WORLD』でも、名曲「痛いよ」を筆頭に、卓越した作曲センスや唯一無二の繊細な歌声でその世界観を強く印象づけた。 しかし、2012年リリースの4thアルバム『MUSIC』では、以前のアコースティックな音づくりから一変。打ち込みをベースとしたサウンドやミュージカルを思わせる壮大な展開で、多くのファンを驚かせた。 『MUSIC』で自身の新たな音楽を見せつけた勢いそのままに、2014年には一夫多妻制アイドルとして清竜人25を結成。

「プロデューサー兼メンバーである清竜人とその妻たち」というコンセプトは、アイドルの固定概念を覆し、いまだ誰も経験したことのないエンターテインメントを生み出した。 清竜人25の解散後、2018年には他アーティストのプロデュースと並行して5年ぶりとなるソロ活動を再開。70's、80'sのアナログな雰囲気をまとった新たな楽曲世界を提示している。

一方で、2019年に声優・上坂すみれさんに提供した「ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡」も話題に。

“ちょっと過激なハイスクールラブコメ”を標榜するアニメの主題歌は、“♡”が散りばめられたタイトルをはじめ、変幻自在の鬼才・清竜人らしさが存分に発揮されたラブリーでキュートなポップスに仕上がっている。