秋葉原MOGRA 10周年で独立 店長「楽しいことを本気でやる思想変わらない」

秋葉原MOGRA 10周年で独立 店長「楽しいことを本気でやる思想変わらない」
秋葉原MOGRA 10周年で独立 店長「楽しいことを本気でやる思想変わらない」

MOGRA/画像はMOGRAのTwitch公式ページより

POPなポイントを3行で

  • 秋葉原のDJバー・MOGRA、10周年で独立
  • 株式会社モグラ設立、D-YAMAが代表に就任
  • 2013年以来の「あきねっと」は最大規模で
秋葉原に店を構え、国内だけでなく世界にもファンを持つ人気のDJバー・MOGRAが10周年を迎えた。

同時に株式会社ディアステージ傘下だったMOGRAを独立させ、株式会社モグラを設立。店長のD-YAMAさんが同社代表に就任した。

今後はMOGRAの運営を中心に様々な事業を展開、2020年には2013年以来となる「あきねっと -秋葉原インターネット音楽祭-」の開催も決定している。

8月23日からは10周年記念イベントを開催。KAI-YOUでは最終日である25日に独立を発表した秋葉原MOGRAの店長・D-YAMAさんに独立について話を聞いた。

アニメ好きの聖地・アキバにあるMOGRA

秋葉原MOGRAはアニメソングやアイドルソングをはじめとするアキバ系の音楽から、EDMやFuture Bassなど流行のクラブミュージックまでを幅広く扱うアキバ系DJバー。

2009年8月にオープンしてから現在まで、DJの楽しさと自由さを多くの人たちに伝えるだけでなく、従来の「不健全・危険な場所」といったイメージを払拭するべくクリーンな営業方針を徹底し、学生から社会人まで幅広い年代から支持されている。 また、「elemog」「あきねっと」などの人気イベントを通して、アニメやネットを出自に持つ音楽の魅力を発信。Twitchでは公式チャンネルを開設し、世界にもその音楽を届けている。

8月23日から25日に開催された10周年イベント「MOGRA 10th ANNIVERSARY PARTY」ではokadadaさんやBatsuさんら、親交の深いDJ・VJらが数多く出演し会場を盛り上げた。

D-YAMA「『あきねっと』は過去最大規模で」

編集部ではMOGRAで10年間店長をつとめ、株式会社モグラの設立にあたって代表取締役に就任したD-YAMAさんを直撃。独立の経緯や今後の活動について話を聞いた。

──秋葉原MOGRAを運営する企業として「株式会社モグラ」の設立は事実でしょうか?

D-YAMA 事実です。株式会社モエ・ジャパンが運営する店舗の1つとしてスタートし、その後は株式会社ディアステージが運営していた秋葉原MOGRAを譲り受け、株式会社モグラ(英文ではMOGRA inc.)として法人化いたしました。

──独立に至った理由と、独立の具体的な日付を教えていただけますでしょうか?

D-YAMA MOGRAとして活動の幅を広げるため、株式会社ディアステージ現代表取締役の岩﨑拓矢さんに相談させていただき独立を支援していただきました。法人設立日は2019年5月13日です。

──モエ・ジャパンおよびディアステージとの独立後の関係性を教えてください。

D-YAMA 独立以前からMOGRAは社内でも異色の独自部隊のような立ち位置だったため、良い意味であまり変わらないとは思います。現在も密にやりとりさせていただいているので今後もお世話になることが多いかと思います。

──独立によって何か方針を変えられたりする可能性はありますか?

D-YAMA MOGRA10年の間で時流に沿った流行り廃りはいくらでもありましたが「MOGRAは楽しいことを本気でやる、本気でできる人たちで遊ぶ場」という思想はこれまでもこれからも変わらないと思います。

事業としては今後MOGRAを発信基地として、世界中にMOGRAブランドのアーティストを送り込むようなことを考えています。

──最後に2020年の「あきねっと」開催について、現状アナウンスできることがありましたらお願いいたします。

D-YAMA MOGRAは秘密主義なので現状まだお伝えできることは少ないのですが、開催時期は夏前の良い時期を予定しています。それと過去開催した「あきねっと」の規模よりも大きい規模での開催ということだけお伝えしておきます。

──ありがとうございました!

10年という長さ

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