投稿した画像やイラストをドット絵風の低画質画像にして返信してくれるTwitter bot「低画質」(@teigashitsu)が出現しました。
このbotアカウント宛に@付きで画像をツイートすると、低解像度でどこか味のあるドット絵風な加工を自動生成で施してくれます。
実際にいくつかの画像を使って、本botの機能を試してみることにしました。
まずはKAI-YOUのマスコットキャラクター「ハッコウくん」で試してみます。 カワイげです。さて、「低画質」botにツイートすると、どうなって返ってくるのでしょうか。
(30秒後)
あ、あ、なんだか…… よさみが深い……。
解像度が落ちたことで画像サイズはもちろん落ちてしまうのですが、もともとあった立体感がなくなり、マスコット感が増しました気がします。
では続いて、何の変哲もない筆者の自撮り写真で試してみましょう。最近のアプリってマジすごい、男子でも簡単にかわいく写ります。
それではこちらをツイート。
(30秒後)
この待っている時間も、胸のワクワクを駆り立てます。
……。 そこはかとないセピア感、まるでアートのような仕上がりになりました。
しかも解像度が落ちたおかげで、アイコンなどには丁度いいサイズになっています。これは次なるセルフィースタイルを打ち出しそうな予感です。
携帯電話のカメラの高性能化なども相まって、かつてはその美しさに感動していた人々も、いまや高画質に囲まれた生活に慣れきってしまったようです。
その一方で、「高画質化」によって明確に見えるようになってしまった、自分の粗や汚れ。
それらを隠すようにフィルターやフレームを多用して、高画質のメリットをなきものにする矛盾のような行動を重ねています。ほかにチェキやインスタントカメラなど再流行なども、そうした思考から生まれたと考えられそうですね。
そんな時代だからこそ、「低画質な画像」というものに惹かれてしまう人々が増えるのも不思議ではないでしょう。
音楽やファッションでよく使われる「流行は繰り返す」という考え方は、とうとうマルチメディアのあり方にも侵食しているのかもしれません。
ちなみに、開発者のrazokuloverさんはこのプログラムを応用した「低画質画像メーカー」をWeb上でも公開しています。
botと異なり、ドットサイズや色数などを自由にカスタマイズできるので、自分でも低画質写真を作ってみたいという方はいかがでしょうか?
このbotアカウント宛に@付きで画像をツイートすると、低解像度でどこか味のあるドット絵風な加工を自動生成で施してくれます。
アカウントを開設したのは、Webエンジニアのrazokuloverさん。親しみやすさと手軽さを兼ね備えたこのbotは、現在Twitterユーザーたちの注目を集めています。@YU_TATSU
— 低画質 (@teigashitsu) 2017年2月14日
pic.twitter.com/tM4j3DNVDF
実際に低画質にしてみた!
2月12日に公開された「低画質」botは、プログラミング言語「Phyton」を用いた画像生成アルゴリズム。ツイートを送信すると30秒ほどで返信が返ってきます。実際にいくつかの画像を使って、本botの機能を試してみることにしました。
まずはKAI-YOUのマスコットキャラクター「ハッコウくん」で試してみます。 カワイげです。さて、「低画質」botにツイートすると、どうなって返ってくるのでしょうか。
(30秒後)
あ、あ、なんだか…… よさみが深い……。
解像度が落ちたことで画像サイズはもちろん落ちてしまうのですが、もともとあった立体感がなくなり、マスコット感が増しました気がします。
では続いて、何の変哲もない筆者の自撮り写真で試してみましょう。
それではこちらをツイート。
(30秒後)
この待っている時間も、胸のワクワクを駆り立てます。
……。 そこはかとないセピア感、まるでアートのような仕上がりになりました。
しかも解像度が落ちたおかげで、アイコンなどには丁度いいサイズになっています。これは次なるセルフィースタイルを打ち出しそうな予感です。
高画質が当たり前になった世の中、かえって低画質がウケる
一眼レフカメラや高画質デジカメの普及によって、急速に進んだ「高画質化」の流れ。携帯電話のカメラの高性能化なども相まって、かつてはその美しさに感動していた人々も、いまや高画質に囲まれた生活に慣れきってしまったようです。
その一方で、「高画質化」によって明確に見えるようになってしまった、自分の粗や汚れ。
それらを隠すようにフィルターやフレームを多用して、高画質のメリットをなきものにする矛盾のような行動を重ねています。ほかにチェキやインスタントカメラなど再流行なども、そうした思考から生まれたと考えられそうですね。
そんな時代だからこそ、「低画質な画像」というものに惹かれてしまう人々が増えるのも不思議ではないでしょう。
音楽やファッションでよく使われる「流行は繰り返す」という考え方は、とうとうマルチメディアのあり方にも侵食しているのかもしれません。
ちなみに、開発者のrazokuloverさんはこのプログラムを応用した「低画質画像メーカー」をWeb上でも公開しています。
botと異なり、ドットサイズや色数などを自由にカスタマイズできるので、自分でも低画質写真を作ってみたいという方はいかがでしょうか?
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