日本オンラインゲーム協会(略称:JOGA)が制定するオンラインゲームに関する各種ガイドラインが、4月1日(金)より施行。
それに伴って4月15日(金)、株式会社コロプラにて、オンラインゲーム関連企業に向けた「JOGAガイドライン解説セミナー」がモバイル・コンテンツ・フォーラム(略称:MCF)とJOGAの共同で実施される。
2012年7月には、アイテムをコンプリートした報酬として、さらなるアイテムが受け取れるという「コンプガチャ問題」にメスを入れた「オンラインゲームにおけるビジネスモデルの企画設計および運用ガイドライン」を制定。
2013年4月に制定された「スマートフォンゲームアプリケーション運用ガイドライン」では、昨今のソーシャルゲームにつきまとう問題とともに、再び話題をよんでいるアイテム出現の推定確率上限を5万円以内に収めることだけでなく、未成年の利用者に対するトラブル防止のための配慮や、現金でゲーム内アイテムを売買するリアルマネートレード(RMT)の禁止などについて明文化している。
PC/スマートフォンのそれぞれに最適化したコンプライアンスを会員企業に徹底させることで、オンラインゲーム業界の抱える問題の解決を図るため邁進してきた。
そして、2016年4月から施行されるJOGAの新たなガイドラインは以下の通りとなっている。
その騒動を受けてか、3月10日には、アイテムの出現確率を明記するも、レア度の高いカードの排出率が0.051%という天文学的に低い数値を叩き出し、ユーザーからは不満の声が相次いでいた。
今回JOGAとともにガイドラインの解説会を実施するMCFは、モバイルコンテンツ配信事業に関連する企業132社が参加する業界最大手の団体であり、多くのスマホゲームメーカーを抱える団体との共同声明となるだけに、なおさら今回の「グラブル問題」が社会に与えた衝撃の大きさがうかがえる。
今回の解説会を皮切りに、オンラインゲームのコンプライアンスに関する連絡会をつくっていく考えも示されており、団体の枠を超えて共通の問題解決に取り組んでいくようだ。
それに伴って4月15日(金)、株式会社コロプラにて、オンラインゲーム関連企業に向けた「JOGAガイドライン解説セミナー」がモバイル・コンテンツ・フォーラム(略称:MCF)とJOGAの共同で実施される。
オンラインゲームの発展とともに実施されたガイドライン改定
JOGAは、ITベンチャー企業などを支援するためにつくられた「オンラインゲームフォーラム」を母体に、2007年に設立された協会。ガイドラインの制作、会員間の情報共有のためのセミナーを開催するなどの活動を行っている。2012年7月には、アイテムをコンプリートした報酬として、さらなるアイテムが受け取れるという「コンプガチャ問題」にメスを入れた「オンラインゲームにおけるビジネスモデルの企画設計および運用ガイドライン」を制定。
2013年4月に制定された「スマートフォンゲームアプリケーション運用ガイドライン」では、昨今のソーシャルゲームにつきまとう問題とともに、再び話題をよんでいるアイテム出現の推定確率上限を5万円以内に収めることだけでなく、未成年の利用者に対するトラブル防止のための配慮や、現金でゲーム内アイテムを売買するリアルマネートレード(RMT)の禁止などについて明文化している。
PC/スマートフォンのそれぞれに最適化したコンプライアンスを会員企業に徹底させることで、オンラインゲーム業界の抱える問題の解決を図るため邁進してきた。
そして、2016年4月から施行されるJOGAの新たなガイドラインは以下の通りとなっている。
特筆すべき点として、「ランダム型アイテム提供方式を利用したアイテム販売における表示および運営ガイドライン」では、これまでPC/スマホ向けとそれぞれのデバイスごとに作成していたガイドラインを統合したことが挙げられる。・「オンラインゲーム安心安全宣言」
・「オンラインゲームにおけるビジネスモデルの企画設計および運用ガイドライン」
・「ランダム型アイテム提供方式を利用したアイテム販売における表示および運営ガイドライン」
オンラインゲームにつきまとう根深い課金問題
1月、ソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」にて、数十万円単位の課金をしても狙ったアイテムが出ないユーザーが続出。ゲーム内の表記が誇大表示にあたり景品表示法に違反しているのではないかという指摘が「グラブル問題」として炎上した。その騒動を受けてか、3月10日には、アイテムの出現確率を明記するも、レア度の高いカードの排出率が0.051%という天文学的に低い数値を叩き出し、ユーザーからは不満の声が相次いでいた。
今回JOGAとともにガイドラインの解説会を実施するMCFは、モバイルコンテンツ配信事業に関連する企業132社が参加する業界最大手の団体であり、多くのスマホゲームメーカーを抱える団体との共同声明となるだけに、なおさら今回の「グラブル問題」が社会に与えた衝撃の大きさがうかがえる。
今回の解説会を皮切りに、オンラインゲームのコンプライアンスに関する連絡会をつくっていく考えも示されており、団体の枠を超えて共通の問題解決に取り組んでいくようだ。
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イベント情報
JOGAガイドライン解説セミナー
- 日時
- 4月15日(金)13時30分~15時
- 場所
- 株式会社コロプラ 会議室
参加を希望される企業の方は
・会社名
・代表者氏名
・連絡先メールアドレス
・参加者氏名
・人数
を明記の上、下記アドレスへご連絡下さい。
info@japanonlinegame.org
※参加はオンラインゲーム関連企業に限らせて頂きます
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