武田玲奈 インタビュー 「アニメ好き」から史上最大級の逸材へ

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武田玲奈 インタビュー 「アニメ好き」から史上最大級の逸材へ
武田玲奈 インタビュー 「アニメ好き」から史上最大級の逸材へ

武田玲奈さん

れなれな」の愛称で知られ、漫画誌『週刊ヤングジャンプ』にて初登場で初表紙、さらに初の水着グラビアを披露して大きな反響を呼んだモデル/女優の武田玲奈さん。

ほかにも、ファッション誌『Popteen』のレギュラーモデルや、ショートカットの美少女たちを集めた写真集『0410―ショートー』の表紙モデルの起用など、武田玲奈さんは大きな期待が寄せられている次世代モデルの1人となっている。 その活動はモデルだけに留まらない。漫画家・松井優征さん原作による実写映画『暗殺教室』の不破優月役で女優デビューを果たし、映画やCM、舞台など活躍の場を広げている。

TBSにて放送のTVドラマ『監獄学園-プリズンスクール-』では、主人公の藤野清志(キヨシ)を陰ながら支えるヒロイン・千代役として出演することも決定。

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで注目度が急上昇中のモデル/女優として、『週刊ヤングジャンプ』では「史上最大級の逸材」と表現され多くのメディアから注目を集める武田玲奈さんにインタビュー。

趣味のアニメ鑑賞をはじめとしたプライベートな一面から、女優としての展望、モデルとして活動していく中でのSNSの活用法など、「2015年という時代に活躍するモデル/女優」としての武田玲奈に迫る。

記事後半では、中目黒での仮想デートグラビア写真を一挙公開!

(取材・構成:きくちみずほ/撮影:市村岬)

モデルになるきっかけは憧れの「魔界出身アイドル」

──まず、モデルになったきっかけは何だったんですか?

武田玲奈(以下、武田) もともとファッションやメイクがすごく好きで昔から雑誌を読んでいたので、モデルさんの世界に憧れていたんです。それで、自分で応募したオーディションでグランプリをいただいて、今の事務所に入りました。

──ファッション雑誌はどういったものをよくご覧になるんですか?

武田 『Popteen』を読んでました。

──好きなモデルさんはいますか?

武田 椎名ひかりちゃんです(笑)。

──それはなぜですか?

武田 最初は雑誌で見ていたんですけど、同じアニメ好きという共通点から好きになりました。ツインテールも好きなので、もう好きな要素が全部詰まってました(笑)。福島から、ひかりちゃんのシングル発売イベントのために東京まで遠征してきたこともあって、そこでもっと好きになりました。

──魔界出身アイドルといったカオスな設定もありますよね?

武田 そこも含めて大好きです(笑)。初めて会ったときは、もう可愛すぎて心臓止まるかと思いました(笑)。

女優としての武田玲奈 演技への戸惑い

──武田玲奈さんはモデル活動を行う一方、映画『暗殺教室』にて女優デビューもされました。そのきっかけはなんだったんでしょうか?

武田 それもオーディションです。事務所のススメだったんですが、『暗殺教室』は前から好きだったので私としても「やりたい」と思って受けました。その時はまだ女優さんという仕事について、あまりよく分かっていなかったんですけど、徐々に興味を持つようになりました。

──『暗殺教室』でのデビューはいかがでしたか?

武田 本当に何もかも初めてだったので不安でした。でも、1ヶ月地方で泊まりこみということもあって他の出演者の皆さんともすごく仲良くなれたし、学校みたいで楽しかったです。

──特に大変だったことはありますか?

武田 やっぱり演技は初めてだったので、すごく戸惑いました。みんながバタバタ倒れるシーンがあったんですが、その倒れ方がわからないーっということもありました(笑)

「実写化不可能」と言われた原作ファンの期待とプレッシャー

──そして、いよいよ10月からTVドラマ『監獄学園』もはじまります。最初に千代役に抜擢されたと聞いた時はどう思いましたか?

武田 連ドラのレギュラー出演は初めてなので、すごく嬉しかったです。でも、自分にできるのかなという不安もありました。

原作は、今回初めて読みましたが、アニメとか漫画は好きなので、面白く読んでいました。原作ファンの方も多いのでプレッシャーもありましたが、そこは期待に応えなきゃと思って頑張りました。

──『監獄学園』は暴力的なシーンやセクシーなシーンもウリになっていますよね?

武田 そうですね。普段はあまり手に取らないジャンルですけど、ストーリーが面白いので好きです。

私が演じた千代は「純粋な女の子」という役柄だったので、物語の中に描かれる唯一の青春模様を表現できるように演じました。

一番大変そうだったのは副会長の芽衣子役を演じた護あさなさんですね(笑)。全身スーツとヒールで走るシーンもあるし、私自身のアクションシーンはなかったので、すごく大変そうだなあって思いながら見てました(笑)。 ──役作りとして行ったことはありますか?

武田 とにかく千代に寄せないといけないなと思って、漫画を読み込んだり、千代に近いキャラの女の子を探して観察したりしました

あと、相撲好き女子という役だったので、相撲のことは勉強しました。インターネットで調べたり、相撲協会のTwitterをフォローしたりとか(笑)

──自分と千代との共通点を感じる部分はありますか?

武田 控えめな所とか、影で支える姿勢とかは共通かなーと思います。

──中川大志さんなど豪華な面々も出演されていますが、他の共演者の方々とは馴染めていますか?

武田 最初はちょっと心配でした。だけど、護あさなさんが最初から気さくに話しかけてくれて、他の皆さんもすごく優しくしてくれたので、本当に楽しい現場でした。

もちろん、演技面ではとても勉強になりました。表情のつくり方とか。

──撮影自体はどのくらい進んでいるんですか?

武田 もう撮影は全部終わっていて、あと完成を待つだけです。 ──そうなんですね。井口昇さんという個性的な監督ですが、どういう風に指導されましたか?

武田 監督はマスコットキャラクターみたいな感じで、優しくて癒しの存在でした(笑)。演技、指導というよりは「こうしてみようか~」みたいな感じで(笑)。とにかく癒されながら撮影してました。

──そういう意味でも楽しく撮影できた?

武田 そうですね。皆さんとの撮影が面白くて、笑いをこらえながら演技していました。

──ずばり、武田玲奈さんがおすすめする見所は?

武田 出演者全員、原作を忠実に再現したビジュアルなので、そこは期待してほしいなと思います。

──ちなみに、優しい人がタイプということをお聞きしましたが、『監獄学園』ではどのキャラクターがタイプですか?

武田 誰でしょう……みんな面白くて可愛くて好きなので選べないです(笑)!

アニメは「女の子が可愛い」ことが大事

──趣味がアニメ鑑賞ということですが、きっかけはありますか?

武田 『涼宮ハルヒの憂鬱』が好きだった従兄弟に影響されて私も触れるようになって、それで出会った『けいおん!』でアニメにハマりました。

──『けいおん!』のどこに惹かれたんですか?

武田 ゆる〜い感じと演奏してる姿が素敵だなと思って。あと、女の子が可愛いところです(笑)。私がこうなってみたいっていう願望というよりは、ただ癒されます。

──ほかにもハマっているアニメはありますか?

武田 最近は、『ニセコイ:』とか『がっこうぐらし!』。『四月は君の嘘』はすごく感動しました。1番好きなのは、やっぱり『ラブライブ!』ですね。 ──意外ですね! 『ラブライブ!』の魅力はどんなところですか?

武田 歌がどれもすごく良い曲で、キャラクターも可愛いし、衣装もダンスも可愛い。曲を聴きたり、ライブ映像も観ています。劇場版も観に行きましたが、曲も素敵で、すごく感動しました。

他のアイドルアニメも観ますが、やっぱり『ラブライブ!』かなあ(笑)。

──自分もああなりたい、という気持ちもあったりしますか?

武田 カラオケでは『ラブライブ!』の曲も歌いますけど、自分でアイドルをやろうと考えたことはないですね。見て癒されたいという感じです。

──誰が好きですか?

武田 にこにー(矢澤にこ)とことりちゃん(南ことり)と凛ちゃん(星空凛)です! 各学年に1人ずついます(笑)。

──周りの友達とアニメの話とかもしますか?

武田 アニメ好きの友達と話したり、知らない友達にもアニメを見せたりして布教してます(笑)。

──アニメを知らない人には、最初にどの作品を薦めますか?

武田 最初は、『ラブライブ!』の「スクフェス(ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル)」をみんなに薦めます。まずはゲームから(笑)。

最近はあまりプレイできていませんが、ランクは102くらい。1番難しい曲もクリアできます!

──イベントにも行くんですか?

武田 『ラブライブ!』の「スクフェス感謝祭 2015」には1人で行きました。すごい癒されました(笑)。 ──でも、忙しくなる中で、アニメを観る時間をどうやって確保していますか?

武田 以前は、とりあえず一通り1話だけ予約していたんですけど、だんだん観る時間がなくなってきて……。最近はネットで調べて気になった作品を観てますね。録画しておいたり、ちょっとした移動時間などに観ています。

──今後、実写化してほしい作品、やってみたいキャラはいますか?

武田 『ニセコイ』は実写化してほしいです! 大好きな小野寺小咲ちゃんとして出たいです。でも『ラブライブ!』は実写化しないでほしいですね。さすがに3次元では表現できないと思います(笑)

気軽にファンと繋がるSNSの存在

──インターネットは頻繁に使われますか?

武田 そうですね。InstagramやTwitterなどのSNSが好きなので、スマホで移動中や寝る前によく見ます。ファンの方とは直接会えるのが1番ですが、SNSなら気軽に使えて返信を見るのも楽しいです。

もともとSNSなどは好きなので、自然な感覚で気まぐれにやってます。Instagramは結構こだわっていて、おしゃれな人をチェックしたり自分の写真もおしゃれになるように誰かの写真を参考にしたり、いろいろ研究してます。

よく見ているモデルさんは、ローラさん、野崎智子さん、emmaさんとかnairuちゃん。最近は青文字系が好きで、ファッションもそっち寄りに変わってきました。私、いろんなものに影響されて、服の系統がコロコロ変わるので(笑)。

今は芝居とモデル以外やりたくない!

──武田玲奈さんは9月には『週刊ヤングジャンプ』41号の発売を記念して、初の単独イベントとして握手会を開催されましたが、そちらはいかがでしたか?

武田 初めての握手会だったんですが、やっぱり生の声はすごかったです。気持ちが伝わってきて、嬉しかったですね。

知っているファンの子に「~ちゃん?」って声をかけたら泣いちゃって。今後も機会があればぜひやりたいです。

──いま、多方面から注目されていますが、ご自身ではどのように感じておられますか? プレッシャーは?

武田 もっと頑張りたいです。プレッシャーもそこまで感じてなくて、今はもっともっと頑張りたいという気持ちです。

──地元の方の応援などはありますか?

武田 「~買ったよ」とか「~見たよ」とか、すごく応援してくれてます。

──以前までは地元福島県から通われてらっしゃったんですよね。仕事が忙しくなったこともあってどこかのタイミングで上京されたのですか?

武田 そうですね。本気でやりたいって思ったのと、ちょうど高校2年生になる区切りの良いタイミングで東京に来ました。

上京前は、福島の生活に退屈を感じてしまっていた部分があって。お仕事が楽しかったので、東京に行こうと決心しました。東京生活に戸惑いもなくて、毎日充実しています。 ──学校とお仕事の両立はできていますか?

武田 学校は通信制のところに週2で通っていて、今はお仕事優先です。高校1年生の時より勉強しなくなったので、ちょっと学力が落ちたなあと思います…テストとか全然…。好きな科目は理科とか情報です。

──今後はモデルと女優のどちらに比重を置いてやっていきたいですか?

武田 どっちもやりたいですね。両立していきたい。演技は、ラブストーリーとかちょっと変わった役とか、いろんなものに挑戦して、振り幅の大きい女優さんになりたいと思います。あと、今後も漫画原作の作品も是非やっていきたいです。

──逆に、今後女優、グラビア、モデル以外で何かやってみたいことはありますか?

武田 んー…特にないですね! やっぱりお芝居と、ファッション、メイクが好きなので。

「史上最大級の逸材」武田玲奈のプライベートとは?

──美容の秘訣とかプロポーションの維持とかで気をつけていることはありますか?

武田 たまに野菜とかは摂らないとなあとは思うんですけど……(笑)。体型があまり変わらないので、基本は好きなものを食べてます。

──好きな食べ物、嫌いな食べ物は?

武田 チーズ、サーモン、アボカド、お肉です。嫌いなものはあまりないですね。

──メイクのコツは?

武田 メイクは中学2年生くらいからずっと好きで、雑誌見て研究したりしてました。今もたまに参考にしてます。コツはひたすら練習ですかね、地道に(笑)。

──ますます忙しくなっていると思いますが、友達とは会えてますか?

武田 はい。東京でできた友だちとは映画を観に行ったりしてます。地元には年末以来帰ってないですね……。 ──友達とは恋愛の話とかもすると思いますが、恋愛相談には乗る方ですか? 乗ってもらう方ですか?

武田 両方ですね。乗ったり乗ってもらったり。でも今は恋愛より、お仕事とかお友達と遊ぶのが楽しいです。

──「タイプは優しい人」だと聞きましたが、他にもこんな人が好み、というのはありますか?

武田 面白い人とかよくしゃべってくれる人。私の周りはよくしゃべる人が多くて、聞く側が多いので(笑)。

──武田さん自身は、「落ち着いている」と言われませんか?

武田 そうですね、「落ち着いてる」とか「おとなしいね」と言われます。でも、お友達と遊びに行った時とか、はしゃぐときははしゃぎます。

──例えばどこに行きますか?

武田 この前久しぶりに遊園地に行きました。そこには初めて行ったんですが、わりと乗り物が少なくて「あれ?」ってなりましたけど(笑)。絶叫系は大好きですけど、お化け屋敷は苦手です……。

──映画もよく観に行かれるとのことでしたが、最近は?

武田 劇場版『進撃の巨人』とか『ここさけ』(『心がさけびたがってるんだ。』)とか。『ここさけ』は公開日に観ました(笑)! 本当に感動したので、もう一回観たいです。 ──ほかに楽しいこと、癒される瞬間はどんな時ですか?

武田 猫が好きなので、見つけたときはテンションが上がります。Twitterで写真を見たりもしますね。

息抜きにはアニメや映画を観たり、友達と遊んだり。小説もたまに読みます。

──スポーツはしますか?

武田 体を動かすのは好きです。最近はあまり運動してないんですけど、夏休みにスポッチャに行きました!

中学校ではソフトテニス部に入っていたので、練習がない土日も近くのコートで練習していました。市大会の団体で優勝したこともありました。機会があればまた何かスポーツしてみたいですね。

たまたまこの前、サッカーを観に行きました。川崎フロンターレと(ドイツの)ドルトムントの試合で。ドルトムントが強くて、世界はすごいなって(笑)。

──最後に、KAI-YOU.netのユーザーに向けて一言お願いします!

武田 もうすぐ放送なので、やっぱり『監獄学園』をぜひ観てほしいです。原作ほぼそのままに、特に千代は純粋な女の子として、唯一の青春らしい部分が描かれているので、楽しみにしていてほしいです!

武田玲奈とおしゃれタウン・中目黒で仮想デート♡

執筆者:きくちみずほ

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番組情報

監獄学園-プリズンスクール-

放送日
10月27日(火)スタート 深夜1:11~1:41
放送局
MBS・TBS
原作
平本アキラ『監獄学園』(講談社『ヤングマガジン』連載)
監督
井口昇
脚本
井口昇、北川亜矢子
製作
「監獄学園」製作委員会・MBS
制作プロダクション
ROBOT

関連キーフレーズ

武田玲奈

モデル/女優

2013年12月「Ameba Candy Collection 第2のくみっきー!発掘オーディション」にてグランプリを獲得。Popteenレギュラーモデルとして芸能活動をスタートする。2014年第96回全国高等学校野球選手権福島大会のKFB高校野球ガールに選ばれる。2015年3月映画「暗殺教室」で女優デビューを果たす。また、「週刊ヤングジャンプ」13号で史上最大級の逸材として、初登場にして初表紙に異例の抜擢。今年大注目の新人女優である。

~Profile~
Date of Birth:1997.7.27
Height:164cm
Blood type:B
Hobbies:アニメ・映画鑑賞
Skill:ルービックキューブ

2件のコメント

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匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:4878)

武田玲奈さんはショートカットが素敵で美しいですね。女優業にも積極的ですね。武田さんは「ラブライブ!」などのアニメがとっても大好きなんですね。

editoreal

AOMORI SHOGO

>──誰が好きですか?
>にこにー(矢澤にこ)とことりちゃん(南ことり)と凛ちゃん(星空凛)

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