昨年の12月29日、中田ヤスタカとこしじまとしこによる音楽ユニットCAPSULEが新曲“Feel Again”を配信リリースした。
2月18日に発売される最新アルバム『WAVE RUNNER』のシングルカットで、すでにYoutubeの公式チャンネルでは 『WAVE RUNNER』のティザー映像が公開されている。前作は各音楽メディア“実験的なアルバム”という報じ方が多かったなかで、今作はどういったテーマ・方向性になるのだろうか。先行トラックはひとつの手がかりとなるだろう。
中田ヤスタカが楽曲を提供しているきゃりーぱみゅぱみゅや、Perfumeの海外進出が近年多くメディア取り上げられているが、メインユニットCAPSULEの海外からの評価はどのようなものなのだろうか?
【海外反応】
「辛口」で知られる米国発の音楽批評サイト「Pitchfork」は前作『CAPS LOCK』のレビューを公開しており、10.0満点中「6.1点」と評価している。記事内では日本のダンスミュージックでの立ち位置や、コーネリアスやピチカートファイヴなどを引用しながら「渋谷系」からスタートした楽曲の変遷にも触れており、中田ヤスタカについて日本の音楽シーンにおけるキーパーソンとして取り上げている。
以前所属していたYAMAHA MUSIC COMMUNICATIONSが公開している“JUMPER”のミュージックビデオは、YouTubeで約94万回再生を超える人気を見せている。コメント欄は日本語以外の言語が9割程度を占めるほど海外からの反応が熱い。「“JUMPER”のようなかっこいい楽曲も作っていて、きゃりーぱみゅぱみゅのようなカワイイ曲も作るってどんな才能してるんだ!信じられない…」といったものや「これが「KPP(きゃりーぱみゅぱみゅ)の曲を作ってる人なの?うそでしょ!もう発売から6年くらい経っているのに、むしろ最先端の音楽に聴こえるね」と、きゃりーぱみゅぱみを経由してたどり着いた中田ヤスタカに大きなイメージギャップを持つひとの声が多く目立つ。他の人気楽曲でも同一の現象が確認でき、日本のダンスミュージックに触れるキッカケになっているようだ。
また最近では「フランスのYoutuberにオススメされて聞きにきたよ!」「“bananapielord”(海外で人気のあるゲーム実況動画)のイントロだ!」などといったコメントが目立ち、リリースから時間を経て、国境を越えて親しまれていることが確認できた。
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