「一番を目指す」ソロアイドル・武藤彩未の極上ライブ初参加レポ

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武藤彩 ワンマンライブ「OWARI WA HAJIMARI」

12月27日、ソロアイドル歌手・武藤彩未さんのワンマンライブ「OWARI WA HAJIMARI」が赤坂BLITZにて行われた。

武藤彩未さんは、かつて、TVアニメ『絶対可憐チルドレン』の限定ユニット「可憐Girl's」として音楽活動を始め、小中学生限定のアイドルグループ・さくら学院の初代リーダー(生徒会長)をつとめあげ、2014年4月にソロアイドルとしてデビューしたばかり。

休日はアイドル現場に通い続ける筆者だが、武藤さんのライブに参戦するのは、これが初めて。今回は、圧倒的だった彼女のライブをレポートする。

アイドル・武藤彩未の魅力がたっぷりつまったライブステージ

当日、ファンで満員となった赤坂BLITZ。ライブの始まりを告げるオーバーチュアが流れはじめると、会場が一気に期待感につつまれた。

ギター、ドラム、キーボードのバックバンドを従え、センターに降臨した武藤彩未さん。

ド派手なレーザービームの演出、本人の気迫も相まって、一曲目の「A.Y.M.」から怒濤の盛り上がりっぷり。BLITZの温度は急上昇していた。

ステージ後方には、無数の傘が開いたユニークなセットがあり、そこに映像を照射する演出も新鮮だ。 第一声で「最初からテンションMAXの武藤彩未です!」とファンを沸かせ、そのかっこよさに、筆者の心も一気に掴まれた。

「今日は、これまでの集大成」「一年間のいいとこ取りライブ」と、4月のメジャーデビューから駆け抜けてきた今年を振り返った。

温故知新の最先端アイドルソング

ライブは、ファーストアルバム『永遠と瞬間』の収録曲を中心に展開。

80年代アイドル歌謡を意識した楽曲から、ノリのいいEDM、哀愁ある切ないバラードまで、新しくてどこか懐かしいような楽曲を歌い上げる様は、まさに“温故知新”といったところ。

曲ごとに様々な表情で魅せてくれる武藤彩未さんに、筆者の目は釘付けになっていた。

途中のMCでは、今年度で卒業を控える高校生活最後となった期末テストの結果を低い順から公表するという、お茶目な一面も見せた。

ちなみに低い順から、公民81点 、国語表現85点、歴史87点、英語88点、家庭科91点、英語のライティング92点と、アイドル活動を継続しつつ、かなりの好成績であることが判明した。  さらに今回のライブでは、新曲も初披露。

ループ感のある「Doki Doki」、キラキラなエレクトロポップ「ミラクリエイション」、高揚感あふれるEDM「パラレルワールド」、そして今回のライブタイトルにもなっている、楽しいロックナンバー「OWARI WA HAJIMARI」の4曲。

新曲を歌い終えた武藤さんは「この曲を皆さんと育てていきたい」と語り、彼女自身の新たなスタートを予感させた。
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