第5試合:ホベルト・サトシ・ソウザ◯ vs. ✕野村駿太

第5試合:ホベルト・サトシ・ソウザ vs. 野村駿太
RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)※ライト級
結果:ホベルト・サトシ・ソウザ◯ vs. ✕野村駿太 ※判定3-0
本来であればタイトルマッチとして実現したはずだった組み合わせ。野村駿太選手の負傷によって、大晦日RIZINでの対決は見送りに。
そこから9ヶ月、36歳のホベルト・サトシ・ソウザ選手は同大会でイルホム・ノジモフ選手にまさかの1RTKO負け。5度防衛してきたライト級王者のタイトルを明け渡した。王座陥落したとはいえ、フィニッシュ率95%という驚異の数字が物語るように、柔術を活かした寝技などを中心に、怖さはいまだ健在。近年は打撃力も向上している。
対する野村選手は、堀口恭司選手のいるアメリカの名門ジム・ATTで修行を経ての成長に期待。すでに現ライト級王者であるルイス・グスタボ選手、パトリッキー・ピットブル選手に勝利してきた実力者だけに、勝利すればタイトル戦線に大きく近づくことになる。
1R。互いにカーフで牽制。サトシ選手が左脇を刺してから両足を取ろうとする。コーナー際で押さえ込む。足を取りながらパンチを放つと、寝かせてバックを取る。野村選手は耐えられるか。なんとか立ち上がる。スタンドの攻防になるか、というところで終了。
2R。野村選手はステップワークを活かして攻め込みたい。フェイントを織り交ぜながらスタンドでの攻防でパンチを放つ。有効打にはならない。すかさずサトシ選手がタックルも、野村選手が切る。徐々にペースをつかんできたか。ジャブが当たりはじめる。サトシ選手は組みにいけない。野村選手の左フックでサトシ選手の右目上がカット、出血。打って変わって終始立ち技の攻防、野村選手のラウンドか。
3R。打ち合いの展開からはじまる。リング中央でサトシ選手がタックル。グラウンドの展開に。スクランブルから腕を取るが解除。バックを取ったサトシ選手が上から押さえ込む状態。四の字ロックが強固。下になったサトシ選手がコツコツと顔面にパンチを当てる。極まりはしないものの、サトシ選手の支配力が際立った。

判定3-0でサトシ選手が勝利。野村選手は極められなかったが、グラウンドでの攻防で上回ることができず、得意の打撃でも試合を決め切ることができなかった。サトシ選手は打撃戦でも負けることなく、得意のグラウンドの展開で主導権を握った形だ。
第6試合:カルシャガ・ダウトベック✕ vs. ◯平本蓮

第6試合:カルシャガ・ダウトベック vs. 平本蓮
RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)※フェザー級
結果:カルシャガ・ダウトベック✕ vs. ◯平本蓮 ※判定1-2
RIZINフェザー級の実力者同士であり、なおかつストライカー同士の対決とあって、ハイレベルな試合が期待されるカルシャガ・ダウトベック選手と平本蓮選手による一戦。両者KOできる一発を持つだけに、立ち位置や距離感を含めて、緊迫感のある試合が予想される。
ダウトベック選手は破竹の11連勝中。RIZINでの敗北は、2018年9月の朝倉未来選手との対決まで遡る……と、すでにタイトル戦線に絡んでもおかしくないほどの強さを発揮。ボクシングをバックボーンとした技術力はもちろん、必殺の左フックで多くのファイターをリングに沈めてきた。復帰戦となる平本選手を相手に、その強さを見せつけるか。
一方の平本選手は、2024年7月、朝倉未来選手に勝利した「超RIZIN.3」以来の実践。そこでのドーピング疑惑や負傷などでおよそ2年間のブランクを経て、元来のボクシング技術の巧みさに加えて、MMAファイターとしてどこまで成長しているのか。戦前の評価も高く期待も背負う人気選手。それだけに、勝利で20代中盤の2年間試合ができなかった悔しさを晴らし、文句なしの復活を遂げると共にタイトル戦線に入り込みたい。
ここまでの5試合でフィニッシュ決着は1試合。否が応でもKO決着が求められる中での1R。いきなりの打ち合い。パンチが交錯する。平本選手のフックが入ったからか、すぐさまダウトベック選手がテイクダウンでグラウンドの展開に持ち込む。
スタンドで組みの状態。離れるとダウトベック選手が左フック。平本選手も同じく左で応酬する。しかし、ダウトベック選手の左フックが連続で当たり、ぐらつく。殴り合いの展開だが、平本選手も打たれ強さを見せる。観客からの歓声が止まない。強烈な一発をもらいながら倒れない平本選手。普通なら4回KOが出てもおかしくない、そんな展開が続く。


2R。平本選手がジャブとカーフキックで近づかせない。それでもダウトベック選手がタックルで組みついてくる。ダウトベック選手が強打を見舞う。平本選手はカーフで体勢を崩しにかかる。平本選手がダウトベック選手のパンチにカウンターを合わせてくる。ただ、ダウトベック選手も組みついて押さえ込み、試合の流れを相手に譲らない。
3R。ダウンかKOが欲しい平本選手。互いに顔面にパンチが入っているにもかかわらず、平然と殴り合いを続けている。組みつくダウトベック選手だがその後の展開がなくブレイク。再開後、平本選手の左ボディがヒット。すかさずダウトベック選手はタックルで流れを切る。グラウンドの状態で互いにパンチの応酬。しかし決着はつかないままゴング。

結果は2-1のスプリット判定で平本選手が勝利。恐ろしい打たれ強さを見せながら、強打をダウトベック選手に当て、復帰戦を勝利で飾った。一方のダウトベック選手も打撃とテイクダウンを使い分けて試合巧者ぶりを発揮、トップ戦線クラスの実力を示した。
ただ、共に尋常ではない打たれ強さを見せつけたが、ここまでで一番の良い試合だっただけに、最終的なジャッジは議論を呼ぶかもしれない。
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1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:13891)
はやくメインみたい!!!!