リアルなお洋服も浸透してきた、VTuber衣装のトレンド
──さえきやひろさんから見て、現在のVTuberのデザインにはどのような流行があると思いますか?
さえきやひろ ケモミミはVTuberのアイコンとして、流行を通り越して定着しているなと感じます。特に『超かぐや姫!』では、作中の仮想世界のアバターほとんどにケモミミや角がついていますよね。
Netflix発のアニメ映画『超かぐや姫!』/『超かぐや姫!』 ©コロリド・ツインエンジンパートナーズ
さえきやひろ 人間じゃないことを表す気軽なアイコンとなりつつありますし、「犬っぽい?猫っぽい?」といったお話しのフックにもなるはずなので、今後も廃れないだろうなぁと思っています。
あと、少し前には「上着を羽織った/半脱ぎにした衣装」が流行っていたと思うんですが、あぁいった半脱ぎシルエットで、肩の可動域を出して腕周りにボリュームを出すスタイルも定着したなって思います。
──ぶいすぽっ!やホロライブの方々などの衣装デザインにもありましたね。
さえきやひろ あと、にじさんじの新人タレントさんはリアルでも普通に買えそうな衣装が増えてきましたよね。
これって、タレントご本人の人気やファン層の変化もあるのかなとは思うんですよね。私服っぽい装いが目の前に現れた時に、自分の中のイメージと合致して「あっ!そういう人だったらいいなって思ってました!」って、見透かされたような(笑)。
ステージ上のアイドルの姿も十分“メロい”けど、レッスン着で現れた時の「同じような服着てるのに格が違う」って感覚や、「この人、実在してたんだ」って感覚を、表現として見せることが以前より主流になってきた印象です。特に、女性ファンの多い男性タレントはそうなのかなと。
そんなところからも、装いを無理に“VTuberっぽく”する必要がなくなってきたと感じてます。ファンタジー路線ではない、現代的な衣装もジャンルとして確立して、「飾りが少ない低コストなもの」とは見られなくなっていると思います!
──さて、ここからさえきやひろさんのママこと、イラストレーターの路地子さんに少しお話をうかがってみたいです。やひろさん、呼びに行ってもらっていいですか?
さえきやひろ はーい! ちょっと待ってくださいね!

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