ゲーム開発会社・アートディンクが、“世紀の奇ゲー(=奇妙・奇怪なゲーム)”として知られる『太陽のしっぽ』のリマスター版『ARTDINK GAME LOG:太陽のしっぽ』を発売する。
対応プラットフォームはNintendo Switch/Steam。発売日は12月16日(火)で、価格は2,420円(税込)となる。
90年代きっての奇ゲー『太陽のしっぽ』
今回のリマスターは「ARTDINK GAME LOG」という、これまでにアートディンクが手がけてきたゲームタイトルを、現代のゲームハードへ移植・復刻するプロジェクトの一環として実施。
第1弾でリマスターされる『太陽のしっぽ』は1996年にPlayStation向けに発売された、石器時代を舞台にしたオープンワールド3Dアクションゲーム。
『太陽のしっぽ』スクリーンショット
プレイヤーは守護霊として原始人を操作し、野生生活を送りながら、マンモスを狩って手に入れた「象牙」を積み上げ、太陽まで届く塔をつくるることを目指す。
「思い付きをすべて投入する」というスタンスで制作された本作は、原始人がところかまわずスライディングしながら寝てしまったり、なぜか和菓子で空腹を満したりなど、不思議な要素が満載。
『太陽のしっぽ』スクリーンショット
そして、駅のアナウンスや赤ん坊の声がサンプリングされているサウンドトラックの存在感も異質。一部ゲーム音楽マニアの間では、前衛的なテクノの名盤として評価されている。
飯田和敏さんが手がけた『アクアノートの休日』もリマスター
今回の発表にあわせてディスクユニオンからグッズも展開。
スライディングしながら寝てしまう原始人がデザインされたTシャツと、守護霊とローポリ原始人の姿がなんとも癖になるアクリルキーホルダーが発売される。
Tシャツ /税込4,950円
アクリルキーホルダー/税込990円
また「ARTDINK GAME LOG」シリーズ第2弾として、海洋探索シミュレーションゲーム『アクアノートの休日』のリマスターも予定。
こちらも『太陽のしっぽ』と同じ飯田和敏さんがディレクターをつとめたPlayStation向けゲームで、カルト的人気を誇る名作だ。
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