Netflix『三体』続編が制作決定　原作ラストまでの映像化を示唆

『三体』世界を体験できるVRゲーム誕生　世界で爆ヒットしたSF超大作

中国発の世界的ベストセラーSF小説『三体』のVRゲーム『三体VR』が12月9日（土）から配信される。 これは10月からWOWOWで独占放送・配信されている実写ドラマ版『三体』の原作第1部までの完結を記念したもの。 物語の中で重要な鍵となるVRゲーム「三体」での、汪淼（ワン・ミャオ）たちの冒険の一部を追体験できる。…

SFドラマ『三体』日本上陸　中国の記録的ヒット作がWOWOWで独占放送

世界的ベストセラーSF小説『三体』の実写ドラマが、WOWOWで独占放送・配信されることが決定。 10月7日（土）と8日（日）に1～10話、11月に11～20話、12月に21～30話が放送・配信される。なお、1話は無料放送かつ期間限定で無料配信される。 『三体』は劉慈欣（リュウ・ジキン）さんによるSF小説で、ヒューゴー賞の長…

中国SFブームの火付け役『三体』スピンオフ　三部『死神永生』の裏側描く

7月6日（水）にSF小説『三体』の公式スピンオフとなる『三体X 観想之宙』が早川書房から発売される。 本作はシリーズのファンであり、中国のSF作家でもある宝樹（バオ・シュー）さんが『三体』の第三部『三体Ⅲ 死神永生』を読み終えた後、三体ロスを埋めるために書き上げたもの。 作中で語られなかった空白を描いた…

「世界の終わり」で読み解く現代の物語──『ぼっち・ざ・ろっく』から『ブルーアーカイブ』まで

「なぜ人は、世界が終わる物語が好きなのか」。この問いを補助線に、現代の物語群を読み解く連載が岩永亮祐氏による「現代物語概論」だ。 前編では、私たちがある作品を好む傾向性（ブルデューの言う「ハビトゥス」）を前提に、古今東西の終末論とそれにまつわるフィクションを辿りながら、日本で生まれた2000年代前後…