会場で展示を予定しているのが「Digital Camera」や「Running Shoe」といった作品だ。
プレーンで真っ白な造形物、特にスニーカーはなんの変哲もないスニーカーに見えるが、どちらもケント紙でつくられている。そう、紙。
【画像】これが本物のスニーカーじゃないって信じられる?
部品まで紙で徹底再現する美術作家 小坂学
小坂学さんは、大阪出身のアーティスト。自身が愛着を感じる、もしくは憧れる物を、圧倒的な時間と技術によってケント紙で再現する作品を制作している。その作品は日本テレビ系の情報番組「ヒルナンデス」で作品を紹介されたこともあるため、見たことがあるという人も多いだろう。
今回の作品で言えば、10年前に購入しボロボロになるまで履いたというニューバランスの996をモチーフに、主にケント紙を用いて再現した。 そのこだわりはすさまじく、靴裏の素材表記から、靴内部のタグに至るまで忠実に制作。普通の靴と思って近づくと、紙製であることに気づいて驚く──そんな光景が目に浮かぶ。 「Digital Camera」も、小坂さんが愛用していたというデジタルカメラがもとになっており、型番からレンズの機構に至るまで緻密に再現されている。#ヒルナンデス で紹介されたアーティスト #小坂学 さんの作品は、Art Scenesに掲載中です👀
— Art Scenes/アートシーンズ (@Art_Scenes) June 22, 2020
ー紹介作品ー
タイトル:#237 Sports shoe
素材:紙
サイズ:270x110x120mm
制作年:2019年
詳細はこちら▼https://t.co/xA3inOJbss pic.twitter.com/eHa2KLPuwb
さらに、デジカメでは内部の基盤まで再現。基盤の細かな突起から小さなねじ穴に至るまで、徹底的に造形されている。 小坂さんは、今回の個展に向けて「特にルールなどはなく自由に見て頂くだけで構いません。何より足を運んで頂けるだけで有り難く思います。宜しくお願い致します」とコメント。
これらの実寸大でつくられた作品は、写真で見てもすごいが実際に見たらなお面白いだろう。ぜひとも間近で見て、じっくりと観察したい。
久しぶりに作品を発表します。
— manabu kosaka / 小坂学 (@coca1127) November 3, 2020
小坂学展
場所|ex-chamber museum
住所|東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205
会期|2020.11.7 –23
定休日|月・火・水 *祝日は開廊
時間|[木・金]14:00–18:00 [土・日・祝]12:00–18:00
お時間よろしければ是非お越しくださいませ。 pic.twitter.com/NlsTeJty91
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イベント情報
小坂学展
- 場所
- ex-chamber museum
- 住所
- 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 205
- 会期
- 2020年11月7日(土)から23日(月)
- 定休日
- 月・火・水 *祝日は開廊
- 時間
- [木・金]14:00–18:00 [土・日・祝]12:00–18:00
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