発表されたコメントによると、例年通りとはいかないまでも何らかの形での開催に向けて準備を進めてきたが、新型コロナウイルスの感染収束の見通しが立たず、会場となる国営ひたち海浜公園の臨時休園が続いている中、開催は困難であると判断したとしている。
チケットの払い戻し情報も発表された(外部リンク)。
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020」中止発表
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」は、国内アーティストが多数出演する大型ロックフェスの筆頭。日本における夏フェスの盛り上がりの立役者としても知られている。音楽業界が受ける打撃は大きなものとなりそうだ。2020年8月8日(土)・9日(日)・10日(月・祝)に国営ひたち海浜公園で開催を予定していた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020」は、中止とさせていただきます。
開催を楽しみにお待ちいただいていた参加者の皆様には深くお詫びを申し上げます。
すべてが例年と同じようにいかないとしても、ROCK IN JAPAN FESTIVALを開催できることを信じて準備を進めてきました。
しかしながら、現時点で新型コロナウイルスの感染収束の見通しが立っておらず、会場の国営ひたち海浜公園は臨時休園が続いています。
そのような状況下で、参加者・出演アーティスト・スタッフそれぞれに対応した感染防止対策を講じなければならないこと、多数の参加者が茨城県外から電車・ツアーバス等で参加されること等の課題を関係各所と話し合った結果、今年の開催は困難であると判断いたしました。
この不安な非日常の先にある3日間は、私たちの日常を取り戻すためのポジティブなエネルギーに満ちた祝祭になるはずでした。それを実現できなかったことを、とても悔しく、残念に思います。
チケットの払い戻し方法に関しては、こちらをご確認ください。
新型コロナウイルスの感染拡大が一日も早く収束し、来年こそひたちなかでお会いできることを願っています。
ROCK IN JAPAN FESTIVAL事務局 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020 開催中止のお知らせ」より
対応を余儀なくされる夏フェス
新型コロナウイルス感染症の影響で、国内外のイベントが次々中止・延期となっている。「ロッキン」以外にも夏まっさかりの8月開催の音楽フェスティバルは数多く、参加予定者は動向を注視している。すでに4月開催予定ロックフェス「ARABAKI ROCK FEST.20」は2021年に開催延期、8月に北海道で開催予定の「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2020 in EZO」は4月時点でチケット販売を見合わせるなど、対応を余儀なくされている。
オンラインでのフェス開催の流れ
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