窪之内英策がイラストを毎日公開　pixivの新たなコミュニティで

漫画家／イラストレーターの窪之内英策さんが、pixivFANBOXでボツ作品や未公開作品を公開する「ゆるふわ☆らくがきボックス」をスタートした。

登録者限定コンテンツとして、過去作から最新作まで、原画そのままの高解像度データを公開するほか、ライブドローイング映像なども公開予定。

また、窪之内さんを特集した『イラストノート No.45』の刊行を記念したイベントには、登録者10名が招待される。

『ツルモク独身寮』で知られる窪之内英策

窪之内英策さんといえば、漫画『ツルモク独身寮』や『ショコラ』などで知られている。 近年は、1700万再生を突破したVine動画『80年のダイジェスト』をはじめ、かわいらしい女の子の繊細な手描きイラストから世界的に注目が集まった。最近では、過去のアニメ作品をリバイバルした日清カップヌードルのTVCM「HUNGRYDAYS」シリーズのキャラクターデザインなどを手がけている。

1月2日からスタートした「ゆるふわ☆らくがきボックス」では、月額800円（税込）で線画を中心に毎日作品が投稿されている。

そのほか、ボツイラスト・未公開イラストやライブドローイング映像、会員限定プレゼント、質問コーナー、ぬりえコンテストなどを予定。

窪之内さんは今後について「会員限定のイベント（ライブペインティングとか、らくがき強化合宿とか（笑））など、やっていけたらいいなと思っています」とコメントしている。

なお、3月中旬には、1月23日（火）に刊行されるムック『イラストノート No.45』の発売を記念して、ライブドローイングを中心としたイベントを開催。

冊子では「まるごと一冊 窪之内英策 特集」と題して、これまでのイラストはもちろん、各作品・プロダクトへのインタビューや台湾での個展に密着したレポート記事を100ページにわたって掲載している。

今回、このイベントに「ゆるふわ☆らくがきボックス」の登録者10名を招待する。詳細はムックの公式サイトや「ゆるふわ☆らくがきボックス」で公開される。

クリエイターとファンをつなぐpixivFANBOX

pixivFANBOXは、クリエイターとファンをつなぐコミュニティサービスとして、2016年12月にリリースされた。 クリエイターはpixivでそれぞれ開設した「FANBOX」上で、イラストや小説、漫画、動画など、ファンに向けてコンテンツを配信できる。

無料／有料はコンテンツごとに選択することができ、有料の場合は継続課金も可能。

提供金額を月額500円／800円／1000円から選び、提供するコンテンツの内容や頻度をそれぞれのスタイルで設定した上で、有料配信できる仕組みだ。

ファンとしては、クリエイターのFANBOXを支援することで、その創作活動を閲覧でき、定期的に届くコンテンツを楽しめる。