アニメ「花は咲く」／画像は明日へ ―支えあおう― NHK東日本大震災プロジェクトWebサイトスクリーンショット

東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を映像化したアニメ版が、11月29日（火）14時55分から NHK BSプレミアムにて放送される。

同作は、漫画家・こうの史代さんがキャラクターデザイン、片渕須直さんが監督をつとめ、アニメーション制作をMAPPAが担当という、現在公開中のアニメ映画『この世界の片隅に』のチームが制作している。

「花は咲く」アニメ版が再放送！

【放送予定】
復興支援ソング「花は咲く」アニメ
11/29(火)14時55分～ BSプレミアム(103)
キャラクターこうの史代　監督片渕須直　アニメーション制作 MAPPAhttps://t.co/EPdiHSyZV2 https://t.co/PLJJX7x8OP
— 片渕須直この世界の片隅に上映中 (@katabuchi_sunao) 2016年11月24日

「花は咲く」は、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の被災地復興を応援するために制作されたチャリティーソング。

作詞を映画監督・岩井俊二さん、作曲・編曲を作曲家・菅野よう子さんという宮城県仙台市出身の2名が手がけている。

今回、放送される短編アニメ「花は咲く」は、2013年3月にNHK総合で放送された番組「花は咲くスペシャル〜復興を願う心のうた〜」の中で初披露された。

菅野よう子さんが新たに編曲し、NHK大河ドラマ『八重の桜』で綾瀬はるかさん演じる主人公・八重の幼少期を演じた鈴木梨央さんが歌唱。約5分のショートアニメとなっており、同年4月にリリースされたCD「親と子の『花は咲く』」にDVDとして付属。売り上げの一部と著作権料が、義援金として東日本大震災の被災地へ送られている。

映画『この世界の片隅に』予告編

監督を担当した片渕須直さんは、劇場アニメ『アリーテ姫』や『マイマイ新子と千年の魔法』などで知られ、現在、約6年かけてつくりあげたアニメ映画『この世界の片隅に』が公開されている。

同作は、女優・のんさんが主人公・すずを演じ、声優デビューしたことでも注目を集めており、11月26日（土）からは、公開館数も78館に拡大される話題作だ。