代表作『サマー/タイム/トラベラー』で、2006年にSF界の代表的賞である第37回星雲賞日本長編部門を受賞。また別名義でゲーム制作にも携わるなど、テクノロジーと物語を接続させてきたSF・ライトノベル作家の新城カズマさん。そんな新城さんが2009年に上梓したライトノベルシリーズ「15×24(イチゴー・ニイヨン)」が、電子メディアプラットフォームの「cakes」にて、シリーズ1巻と2巻の内容を無料で閲覧できる連載がスタートしている。
さらに、拡張現実(AR)アプリ「セカイカメラ」とコラボし、イベント「エアノベル#15a24」を2009年の大晦日に開催。ユーザーはセカイカメラやTwitterを駆使して情報を共有し、東京に出没するという「謎の男」を見つけ出す、小説のストーリーを現実世界でも体験できるような試みも話題になった。
それから約4年が経った2013年12月19日、新城カズマさんご本人のTwitterで、
そしてこの「再演」が、この度cakesで始まった連載だったということだ。
毎日更新され、基本的には1週間無料となっており、第1回目はずっと無料で閲覧ができる。その際、各記事を最後まで閲覧するには、無料の会員登録が必要となる。
なお、cakesでは1月7日までに有料会員の申し込みをすると、始めの1週間無料で購読ができるキャンペーンも実施中。この機会にぜひ。
文:たかはしさとみ
「15×24」とは
「15×24」は、ネットに流出した1人の少年の「自殺予告メール」をきっかけに、彼の自殺を阻止すべく奔走する、15人の少年少女の大晦日の24時間を描いた作品。さらに、拡張現実(AR)アプリ「セカイカメラ」とコラボし、イベント「エアノベル#15a24」を2009年の大晦日に開催。ユーザーはセカイカメラやTwitterを駆使して情報を共有し、東京に出没するという「謎の男」を見つけ出す、小説のストーリーを現実世界でも体験できるような試みも話題になった。
それから約4年が経った2013年12月19日、新城カズマさんご本人のTwitterで、
15a24は寒いのでアレですが実は #15x24 を某所で「再演」予定です…続報を待て^^!RT @epi_x: ついにセカイが終わってしまうのですね。 #15a24 の続編を行うとすればこの年末が最後のチャンス……! @SinjowKazma
— Sinjow Kazma (@SinjowKazma) 2013, 12月 19
という発言がなされ、ファンの間でにわかに注目を集めていた。そしてこの「再演」が、この度cakesで始まった連載だったということだ。
毎日更新! しかも無料!
Cakesでは、12月28日よりシリーズ第1巻と第2巻の内容を分割して連載を開始している。記事は約2000字から3000字ほどの分量で、箸井地図さんによるイラスト付き。毎日更新され、基本的には1週間無料となっており、第1回目はずっと無料で閲覧ができる。その際、各記事を最後まで閲覧するには、無料の会員登録が必要となる。
なお、cakesでは1月7日までに有料会員の申し込みをすると、始めの1週間無料で購読ができるキャンペーンも実施中。この機会にぜひ。
文:たかはしさとみ
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