宗教法人・幸福の科学の創始者兼総裁である大川隆法さんが亡くなった。66歳。3月2日にマスコミ各社が報じている。
同日には大川隆法さんの長男で、現在は幸福の科学からは離れてYouTuberとしても活動する大川宏洋さんが、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。
兄弟たちと連絡を取り合っている現状や、幸福の科学と係争中の裁判について、現時点での見解を語っている。大川宏洋さんが公開した動画
なお、幸福の科学の公式声明は出ていない。
1987年に刊行した『太陽の法』をはじめ、多くの著作を出版。ベストセラーやミリオンセラーを記録した作品もある。
加えて、幸福の科学公式サイトによれば、27作の劇場用映画の製作総指揮・原作・企画のほか、映画の主題歌・挿入歌等、450曲を超える作詞・作曲を手掛けているという。
実際、幸福の科学では、グループ会社・幸福の科学出版が多くの劇場用映画を制作・公開。その中には、9本の劇場アニメも含まれており、興行収入10億円を記録する作品もある。
劇場アニメーション映画第1作となった1997年公開の『ヘルメス 愛は風の如く』は、同年の毎日映画コンクール・日本映画ファン大賞で2位を獲得した。興収17億円を記録『黄金の法 エル・カンターレの歴史観』
続く2作目の『太陽の法 エル・カンターレへの道』(2000年)は、興行収入14.6億円のヒット。
さらに2003年公開の『黄金の法 エル・カンターレの歴史観』では興収17億円と、同年公開の邦画では第10位を記録。
幸福の科学の劇場アニメとしては、現在に至るまで最大のヒット作であり、以降もおよそ3年ごとに1本のペースで、継続的に劇場アニメの制作している。『UFO学園の秘密』予告編
KAI-YOUでは、2015年公開の『UFO学園の秘密』について、作家の架神恭介さんがアニメ作品としてレビューした記事を掲載。
架神恭介さんは、作品ではなくあくまで思想ありきという特徴があるとして、独特な世界観が生み出すエンタメ性と、布教映画的な要素が混在していると評している。
同日には大川隆法さんの長男で、現在は幸福の科学からは離れてYouTuberとしても活動する大川宏洋さんが、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。
兄弟たちと連絡を取り合っている現状や、幸福の科学と係争中の裁判について、現時点での見解を語っている。
数々の劇場アニメで製作を指揮した大川隆法
大川隆法さんは1956(昭和31)年7月7日、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に勤務していたが、1986年に幸福の科学を設立した。1987年に刊行した『太陽の法』をはじめ、多くの著作を出版。ベストセラーやミリオンセラーを記録した作品もある。
加えて、幸福の科学公式サイトによれば、27作の劇場用映画の製作総指揮・原作・企画のほか、映画の主題歌・挿入歌等、450曲を超える作詞・作曲を手掛けているという。
実際、幸福の科学では、グループ会社・幸福の科学出版が多くの劇場用映画を制作・公開。その中には、9本の劇場アニメも含まれており、興行収入10億円を記録する作品もある。
『黄金の法』は興行収入17億円で邦画第10位を記憶
アニメーションを使った広報戦略は幸福の科学の特徴の一つだ。すべての作品で、製作総指揮と原作(または原案)を大川隆法さんが担当している。劇場アニメーション映画第1作となった1997年公開の『ヘルメス 愛は風の如く』は、同年の毎日映画コンクール・日本映画ファン大賞で2位を獲得した。
さらに2003年公開の『黄金の法 エル・カンターレの歴史観』では興収17億円と、同年公開の邦画では第10位を記録。
幸福の科学の劇場アニメとしては、現在に至るまで最大のヒット作であり、以降もおよそ3年ごとに1本のペースで、継続的に劇場アニメの制作している。
作品ではなく思想ありき、幸福の科学の劇場アニメ
架神恭介さんは、作品ではなくあくまで思想ありきという特徴があるとして、独特な世界観が生み出すエンタメ性と、布教映画的な要素が混在していると評している。
【幸福の科学出版製作の劇場アニメ映画】
『ヘルメス 愛は風の如く』(1997年)
『太陽の法 エル・カンターレへの道』(2000年)
『黄金の法 エル・カンターレの歴史観』(2003年)
『永遠の法 エル・カンターレの世界観』(2006年)
『仏陀再誕 The REBIRTH of BUDDHA』(2009年)
『神秘の法』(2012年)
『UFO学園の秘密』(2015年)
『宇宙の法-黎明編-』(2018年)
『宇宙の法-エローヒム編-』(2021年)
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