「イヤホンをヒロインに例えてプレゼン」声優 小岩井ことり、音の探求者たる超聴力

「HUAWEI FreeBuds Pro 2」は“幼なじみ系”ヒロイン

──音質的な部分はいかがでしたか？

小岩井ことり　クセのない音だと感じました。超高級機種やプロが仕事で使うオーディオ機器は、クセのない色付けの「音色」が多いのですが、それに近い高級感のある音づくりという印象がありました。

クセがないので長時間聴いても疲れないですし、どんな楽曲にも合います。音源そのものを表現できるから、つくり手側の表現の意図をそのまま伝えてくれる音だと思いました。

同じ価格帯のイヤホンだと、低音か高音どちらかのクセが強いものが一般的に多いと思います。それらは刺激的で楽しめる一方で、特定の帯域を聴いていると耳が疲れて消耗してしまうデメリットもあります。「HUAWEI FreeBuds Pro 2」は「Pro」と付いているだけあって、本当にプロ仕様の音に近いのではないでしょうか。

HUAWEI担当者　（す、すごい……！）

──「HUAWEI FreeBuds Pro 2」では、フランスの高級音響メーカー・デビアレとのコラボレーションでLDAC（高解像度コーデック）（※）に対応し、ハイレゾ相当の高音質かつ音楽本来の音を再現しようとしているそうです。今の小岩井さんのお話を聞いていて、解釈の一致に驚愕しています（笑）。

小岩井ことり　なるほど！ たしかに高級オーディオが目指している音ですね。

音の広がり＝音場感がとても広いのもプロ志向ならではですよね。音のきめ細かさ、音色など音場感は抜群に広かったです。なので、映画鑑賞の際やクラシック音楽などで使用すると、空間を楽しめるような迫力を感じられるかもしれません。

あとはLDACに対応しているというのも嬉しいポイントですね。TWS（完全ワイヤレスステレオ／True Wireless Stereo）でLDAC対応の機種は徐々に増えてはきていますが、まだまだ数が少ないです。

一般的な接続方式で聴くと、どうしてもまだまだ圧縮音源感があるので、高品質な音楽を楽しみたい人にはLADCは必須と言ってもいいのではないでしょうか。

※LDACおよびLDACロゴはソニー株式会社の商標です。 ──劇場で録音されたミュージカルも映えるそうです。

小岩井ことり　たしかに映えそう。高級オーディオの世界では、目を閉じて音を聴くだけでそこに人が存在するように感じることを「ステージ」と呼ぶらしいのですが、その表現がかなり上手なイヤホンですよね。

しかも専用アプリにはイコライザー機能が付いている。低音マシマシ、高音マシマシにしたい方も多いので、そういう方はイコライザー機能で自分の好みに調整して楽しむことができます。「耳が疲れてきたな……」と感じた時はフラットなモードで、色付けの少ない本物の音が聴けるのも良いです。

──これは無茶振りですが、小岩井さんが「HUAWEI FreeBuds Pro 2」を友人や知り合いに勧める際、どのように紹介しますか？

小岩井ことり　ノイズキャンセリングの性能の高さ、イヤーピースの付け心地の良さ、片手に収まる持ち運びやすさ、高級感のある見た目……機能性もデザイン性もバランスが良いところが魅力だと思います。

付けた感じはイヤリングのようなアクセサリーっぽさがあって光沢感は写真映えするから、外使いにオススメです。オシャレな見た目にこだわりを持ちながら、しっかりとした機能を兼ね備えているイヤホンを求めている方に勧めたいですね。

また、室内でも環境によって周りの音が気になる方もいると思うのですが、カナル型だからこそどんな環境下で聴いても遮音性を感じられます。これだけ万能でありながら、多くの方の手に取りやすい価格帯で発売してくれるのは本当に素晴らしい。すごくお買い得だということをみなさんにも感じてもらいたいです。 HUAWEI担当者　ありがとうございます……！

──普段から友達や知り合いにイヤホンを勧めることも多いのでしょうか？

小岩井ことり　それこそオタク友達と「お互いの好きなものをプレゼンしようの会」の時に、イヤホンをヒロインに例えてプレゼンしています（笑）。「この子はツンデレ系」「この子はデレデレ系」と資料をつくることもあるんですよ。

そのプレゼン資料を見せながら、「この子はどんなヒロインかわかりますか？ そう、○○系です！」とフリップ芸をするのですが、毎回友達からは「わからないよ！」とツッコまれますね。

──もし「HUAWEI FreeBuds Pro 2」をヒロインに例えるなら、何系だと思いますか？

小岩井ことり　間違いなく「幼なじみ系」だと思います！ 良い意味でクセがなくフラットだからこそ、そばにいて近くで支えてほしい存在として最適です。さらにノイズキャンセリングの性能も高いから、周りの良くない話題をシャットアウトしてくれそう……という意味で、「幼なじみ系」メインヒロインと言っても過言ではないかもしれません。

小岩井ことり「私の人生はエンジョイオタク」

──小岩井さんは声優以外で活動の場所がどんどん広がっているイメージですが、今後もより幅広い活動をしていきたい思いはあるのでしょうか？

小岩井ことり　今まで通り、意図的に増やしていくことはしないかなと思います。かなり自然に広がっていったので……私の感覚としては毎朝「おはようございます」と挨拶することと同じくらい自然なんですよ。

そもそも私はそこまで大きなことだと思っていません。私の人生はエンジョイオタクだなと思います。

──もし機会があれば、これからも「音」や「音声」の活動をしたいという感覚ですね。

小岩井ことり　本当にそうです。機会があれば楽しんでやらせていただきたいと思っています。

ただ、私がコラボや監修することで意図せず製品価格が上がってしまうような関わり方はできる限り避けたいなと。イヤホンを広めたい身として心苦しいので、世の中にないものを1から開発する側として関われたらいいなと思っています。

──5年後、10年後の小岩井さんが何をやっているのかとても楽しみになります。

小岩井ことり　声優デビューしてから10年ちょっとなのですが、その頃はこんな風になるなんて全く思っていませんでした。だからこそ、10年後どうなっているか自分でもわからなくて楽しみです。

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— KAI-YOU（カイユウ） (@KAI_YOU_ed) October 14, 2022

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