「好き」を仕事に！アニメ業界の合同説明会「ワクワーク2018」学生インターンやアルバイトも歓迎

ワクワーク2018 ポスター

2017年4月8日（土）、練馬区立区民・産業プラザにて、アニメ業界の関係企業が集うジョブフェア（合同説明会）である「ワクワーク2018」が開催される。

出展企業は、『NARUTO‐ナルト‐』や『おそ松さん』などを手がける「ぴえろ」や、『Fate/Zero』の制作でも名が知られる「ユーフォーテーブル」といった映像プロダクションをはじめ、グッズ販売大手の「アニメイト」グループ、アニメ関連の情報を配信するメディアなど、多岐にわたる。

参加者は「アニメ業界で働くことに興味を持っている全ての若者」が対象。2017年／2018年3月卒業見込みの学生や第二新卒向けの社員求人だけでなく、学生インターンやアルバイトの求人を行う企業もある。

主催する株式会社ワクワークは、これまでにも専門学校でのセミナーなどを通じ、就職マッチングに力を入れてきた。今回のジョブフェアを通じ、より広い対象に向け、アニメ業界との接点を作る狙いがあるという。

「ワクワーク2018」ロゴマーク

KAI-YOU編集部の取材に対し、ワクワーク代表取締役社長の中山英樹さんは開催の動機を以下のように語ってくれた。その出発点には、アニメ業界を一度は志すも叶わず、後に得たきっかけから夢を叶えたという自身の実体験が生きているようだ。

中山英樹さん　もう10年近く前になりますが、自分自身も学生として、ひとりのオタクとして、どうすればアニメ業界に入れるのだろうかと悩んだことがありました。

新卒で挑んだ各社の採用試験はすべて不合格で、残念ながらアニメ業界で社会人としてのスタートを切れませんでした。ただ、幸いにもその後、アニメ業界にゆかりのあるベンチャー企業へ転職し、業界の方々とご一緒する仕事に就くことができました。

その際のご縁をもとに、2016年に独立・起業し、業界関係者のお力添えのもと、今回のイベントを開催させていただくこととなりました。

今になって過去の自分を振り返ったとき、私は2つの後悔を感じます。

まずは、「アニメ業界を構成している企業は、想像しているよりもたくさんある」ということをもっと勉強すべきだった。

もうひとつは、ファンであるがゆえに求人応募を特定の会社に絞ってしまったが、「アニメ業界に就職する」という気持ちで、たくさんの会社に話を聞きに行くべきだった。

今回のワクワーク2018は、学生のみなさまに私と同じような後悔をしていもらいたくなくて開催しているといっても過言ではありません。どうか少しでも「アニメに関わる仕事」に興味がございましたら、ご参加ください！現在、参加を表明している企業は11社だが、今後も出展企業は随時追加予定とのこと。なお、参加する場合は、peatix（外部リンク）からの事前予約が必要だ。

ちなみに、僕たちKAI-YOU編集部も当日は出展する。正社員だけでなく、業界未経験のアルバイトや学生インターンも歓迎。

編集者、ライター、エンジニア、ディレクター、デザイナー、プランナーと、「絵は描けないけれど、アニメやコンテンツに関わる業界で仕事がしたい！」と考えている人は、ぜひブースを訪ねてほしい！