マスターオブトルクの魅力を語る! #4
みんなの、お気に入りのシーンは？
野島 お気に入りは、やっぱりバイクで走ってるシーンです。マシンも一番も映えてますし。騨も一番かっこよく描かれてますからね。
荻野 僕はバイクで走ってる時に顔がアップになるところです。ヘルメットから見える目とか、心の葛藤が垣間見えて。あと、シーズン2で騨が親父との記憶を呼び起こすシーンがまたかっこいいんですよ！
榎本 私は真希奈がスーツを着せられてバイクで暴走しちゃうのを騨が止めてくれるシーンがすごく気に入っています。
一同 （笑）
荻野 マニアックですねぇ！
下山 あのシーンのためだけに真希奈をコスチュームチェンジさせました（笑）。僕もそのシーンで、キャラ達がひとつところに集まった絵がやっとできて好きなシーンです。
やはりみなさん、バイクが関わっているシーンを中心に思い入れがあるようです。バイクメーカーのヤマハ発動機ならではリアルすぎるバイクの挙動は、他のアニメにはない要素なので、要注目です！
伏線は回収できるのか？ 「ここが知りたい！ マスターオブトルク」
榎本 短編シリーズなので、語られていない部分が多すぎて、我々も聞きたいことがいっぱいあるので、今日は直接聞いてしまおうと思います！
『Master of Torque』キャラ相関図
下山 まずシーズン2で明らかになったのが、騨と光太郎が兄弟だったと。
野島 衝撃でしたね……。
荻野 お兄さーん（笑）！
下山 シーズン2の冒頭でコールドスリープされているのは騨のお母さん。夢の中に出てきた騨の父。そして真希奈のお父さんの存在。何か知ってそうなカフェのママ・早苗……。
ヒューガタワー
牧野 「マリシエル・マーキナ―」というデジタルで制御されてるウェアをつくっているのがヒューガコーポレーションなんですね。デジタル技術で筋肉や体の部分を補強すると同時に、精神世界まで入り込んで、人間をコントロールできる方向に持って行こうとしているわけです。
下山 いきすぎた野望の象徴が日向光邦という設定ですね。
野島 「ビビリミッター」（心で感じる恐怖）も調整しちゃうんですもんね！
下山 SFでよくあるのはマッドサイエンティストですけど、今回は企業人の野望になってるんですね。
榎本 ヒューガ・コーポレーションの自社ビル大きいですもんね（笑）
野島 儲かってまんなー（笑）。
牧野 外苑前にあるんですよ（笑）？
榎本 MTシリーズだけじゃなくて、たまにちらっと他のバイクが登場しているっていうのをバイクファンの方から聞きました。
牧野 3輪バイクのトリシティというバイクを街中では走らせてまして、ヤマハならではのラインナップをお見せしています。
野島 バイクファンとしても観ていて楽しいですよね。
下山 本物のCADデータを元にアニメ用にあれこれ手をかけています。映像にした時に「本物のデザインの持つ力」を実感しました。
シーズン3に、シーズン2.5！？
野島 謎が多くて知りたいことがまだあるので、次回作に期待しつつ、僕自身も楽しみながら作品に関わっていきたいと思います。
荻野 僕の演じた光太郎は、工事中の首都高から吹っ飛んでしまってシーズン2では前話回想のあと登場していないんですよ。ベッドで寝てる姿が映るけど……。さぁ光太郎、シーズン3では出てくるのか？
榎本 座談会で出てて、次回作で出ないっていうのも……あるかもしれないですね（笑）。
荻野 そしたらサブキャラで出してください！ おじいさん役でも何でもやりますので（笑）！
下山 光太郎、どうしましょうか…（笑）。回収しなくてはならない伏線が多いですが、この複雑なドラマを土台に、やっぱり「オートバイっていいな！バイクに乗ってみたいな！」と盛り上がっていただける作品に仕上げていきたいと思ってます！
牧野 シーズン2がおもちゃ箱をひっくり返したままなので、シーズン3の公開は、来年2016年になっちゃうと思います。少しでも早いタイミングでみなさんに続編をお見せしたいと思っております。
できたら「シーズン2.5」みたいなものもできたら面白いなと監督ともお話をさせていただいております。いろんな妄想をしておりますので、どうぞ最後までお楽しみいただければ嬉しいです！
今後にも期待！なんとスピンオフ作品本気だった（笑）！！
「Four Seasons ー楓花と七波ー」キービジュアル
アニメ本編はこちらからもご覧いただけます！
シーズン2 - Master of Torque - Yamaha Motor Original Video Animation
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