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2014/05.RELEASE

EmotionML

W3C

★ マークアップ言語

マークアップ言語も感情に追い付いてきている

故・伊藤計劃の『ハーモニー』的世界を実現するかのようなマークアップ言語が、近い将来に実施されようとしている。それが、EmotionMLだ。コンピュータやWeb上でも人間的な感情を扱うべき場面やコンテンツが増えてきた現状を顧みて、人間の感情もデータ情報として組み込んで、それ使ってプログラムを動かすという発想だ。<cry>ペットの金魚が死んだ。</cry>というような具合に使うようだ。

感情の情報を組み込むことで、たとえば自動音声だとしても、自然に感情のこもった発話をさせることなどができるようになる。つまり、ある意味では“機械的に”感情的な動きを引き込こすことができる言語とも言える。未来まであと少しや!(にいみなお)

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