漫画家/タレントの佃煮のりおさんが、自身が運営してきたVTuber事務所・のりプロの運営体制を刷新すると発表した。
今後のりプロは、佃煮のりおさん個人が少数のスタッフとともに運営していた状態から、組織的な運営へと体制を移行する。
佃煮のりおさん自身は、クリエイティブアドバイザーに就任。創設者として引き続き、大枠の運営方針への意見は行っていくという。
また、佃煮のりおさんがプロデュース/マネジメントを手がけるVTuber・犬山たまきさんは、引き続きのりプロに所属。活動内容にも変更はないという。

新体制移行後の佃煮のりおさんと犬山たまきさんの扱いについて/画像は佃煮のりおさんXより
「もし私が倒れたりしたら」──業務集中への不安をきっかけに、3年かけて体制移行
のりプロの体制変更は、9月6日の佃煮のりおさんの配信で発表された。
佃煮のりおさんによれば、もともとのりプロは佃煮のりおさんと少数のスタッフによって運営。自身もタレント業務がある中、スタッフ陣がフルコミットではないこともあり、様々な運営業務が佃煮のりおさんに集中していたという。
そして激務の中、「もし私が倒れたりしたら、所属メンバーや事務所は…?」という不安が芽生えたことが、新体制設立の理由だと語った。
その上で、タレントたちが安心できる体制作りのため、新体制の準備は3年がかりで慎重に実施。
2026年1月には新体制へ移行し、タレントマネジメント、営業、グッズ、公式チャンネル、3Dモデルなど、多部門に渡って専門スタッフが配置される体制になった。
そこから半年間は佃煮のりおさん自身も伴走し、段階的に体制移行を進めていったという。

のりプロ新体制についての概要/画像はYouTubeスクリーンショット
こうして新たな体制となったのりプロは、第2回タレントオーディションを実施する。開催時期は未定だが、盤石な体制となったタイミングでのオーディションにより、さらなる発展が見込めそうだ。
名MCとしても活躍するVTuber・犬山たまきと、佃煮のりお運営事務所・のりプロ
佃煮のりおさんは、『ひめゴト』『ヒロインボイス』などの作品で知られる漫画家。
2017年に制作したオリジナルキャラクターを、2018年に男の娘VTuber・犬山たまきさんとしてデビューさせ、運営を開始した。

犬山たまきさん/画像はのりプロ公式サイトより
犬山たまきさんは個性的なキャラクターと、優れたトーク力と歌唱力を活かして知名度を獲得していき、2024年にはYouTubeのチャンネル登録者数100万人を達成。様々なゲストを招いた対談企画も注目され、業界有数のVTuberとしてその名を知られている。
そしてのりプロは、佃煮のりおさんが2019年に設立したVTuber事務所。犬山たまきさんを創設メンバーに据え、白雪みしろさんなど様々なメンバーが所属。
以後、何度かタレントの出入りもありつつ、順調に規模を拡大してきた。現在は犬山たまきさん、佃煮のりおさん、犬山たまきさんの派生キャラクター・玉姫も含め、16名のタレントが在籍している。
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