小説家が自分の小説を朗読するフェス「NovelRecital」海猫沢めろん、山崎ナオコーラ、新城カズマら16人出演

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Yugaming
小説家が自分の小説を朗読するフェス「NovelRecital」海猫沢めろん、山崎ナオコーラ、新城カズマら16人出演
小説家が自分の小説を朗読するフェス「NovelRecital」海猫沢めろん、山崎ナオコーラ、新城カズマら16人出演

朗読フェスティバル「NovelRecital(ノベルリサイタル)」

小説家たちが自らの作品を朗読し、その場で本を販売する朗読フェスティバル「NovelRecital(ノベルリサイタル)」が、9月19日(土)に東京・世田谷文学館で初開催される。

出演するのは、藤谷治さん、海猫沢めろんさん、山崎ナオコーラさん、高橋文樹さん、藤井太洋さん、新城カズマさん、中島京子さんら16人。

イベントでは、それぞれの作家が自作の小説を10分間朗読。会場に設けられたブースでは、作家自身が作品を販売する。

朗読の模様はYouTube Liveでも無料配信され、後日ハイライト動画の公開も予定されている。

小説家が自作を読み、自ら本を売る「NovelRecital」

「NovelRecital」は、小説家自身による朗読と、著者から直接本を購入できる即売会を組み合わせた文学イベント。

世田谷文学館とNPO法人HON.jpが主催し、オーディオブック配信サービス「audiobook.jp」を運営するオトバンクが協賛する。

朗読予定作品には、藤谷治さんの『世界でいちばん美しい』、海猫沢めろんさんの『高円寺グルメガイド』、山崎ナオコーラさんの『魔法のつららペン』、藤井太洋さんの『ガラスの下の母』、中島京子さんの『夢見る帝国図書館』などがラインナップ。

SF作家の新城カズマさんは掌編「Rose Malade, Perl Malade」などを朗読する予定だ。

朗読を行わない出店者として、仲俣暁生さんや『「百年の孤独」を代わりに読む』の友田とんさんらも参加。作家や出版社などのブースを巡りながら本を購入できる、即売会としての側面も持つ。

一般参加チケットは公式サイトで販売中。朗読はYouTube Liveで無料配信されるため、現地を訪れることが難しい人も作家本人の声で作品を楽しめる。

藤谷治の「小説の朗読・販売イベントは必要だ!」から実現

イベント誕生のきっかけとなったのは、小説家の藤谷治さんによる一つの問題提起だった。

藤谷治さんは2025年10月、詩の朗読と作品販売を行うイベント「TOKYOポエケット」に参加。その体験をもとに、noteへ「小説の朗読・販売イベントは必要だ!」と題した文章を投稿した(外部リンク)。

そこでは、日本で長く続いてきたポエトリーリーディングの文化や、アメリカ在住時に目にした作家による朗読イベントを振り返りながら、自身の知る限り「小説を書く人間が小説を朗読し、小説を売る」ことに特化した場所が日本にはないと指摘。

「なきゃおかしいのではないか」と問いかけ、小説に特化した朗読・販売イベントの実現を呼びかけた。

この投稿に反応したのが、NPO法人HON.jpの理事長・鷹野凌さんだった。

小説を書く、読む、売る──「出版にとってのライブ」とは?

HON.jpはこれまでにも、「出版にとってのライブ」を模索してきた。

2017年から開催している「NovelJam」は、作家と編集者らが集まり、数日間で小説の執筆から編集、校正、表紙制作、電子書籍化、販売までを行う出版創作イベント。

第1回には藤井太洋さんが審査員として参加し、新城カズマさんが『原稿は来週水曜までに』で大賞を受賞するなど、今回の「NovelRecital」出演者とも縁が深い。

鷹野さんは「NovelRecital」の公式サイトで、「NovelJam」について「出版にとってのライブ」の一つだったと説明。

作家と読者が直接出会える文学フリマなどの即売会と、文章そのものを作家の声で届ける朗読会。その二つを掛け合わせることで、新たな文学体験をつくろうというのが「NovelRecital」の試みとなる。

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イベント情報

NovelRecital(ノベルリサイタル)

日時
2026年9月19日(土) 12:00〜17:00
会場
世田谷文学館 文学サロン(東京都世田谷区南烏山1-10-10)
主催
世田谷文学館、NPO法人HON.jp
協賛
株式会社オトバンク

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