映画で注目したい、スティーブの秘密のアイテム置き場
映画の世界観をつくりあげる作業を振り返って、美術監督のグラント・メイジャーさんは、「ゲーム内の世界は、低解像度のピクセルアートで表現されている。だから、それを実際の物質としてどう作るかが課題だった」と話す。
「マインクラフトの土ブロックには、小さなキューブ状の模様が入っていて、小石のような質感を示唆している。でも、実際の土は滑らかなのか? それとも、ザラザラした質感なのか? さらに、草のブロックはエッジが四角くなっているけど、それをどこまで再現するべきか? そういった細かい点まで、慎重にデザインを詰めていった」という。
そして「最終的には、すべての要素を実際に制作することになったんだ。例えば、映画に登場する木々は、単なる四角い葉のブロックではなく、少し立体感のある“ボサボサした”テクスチャを持たせたよ」と語った。
映画の舞台である“マイクラワールド”はすべてのものが四角でできている
そんなグラント・メイジャーさんが特に気に入っているセットの一つが、スティーブの秘密のアイテム置き場だ。
「特に好きなのは、彼の倉庫にある防具類だね。鉄や金の防具、そしてほんの少しだけだけど、ダイヤモンドのヘルメットも隠れている。すごく存在感があって、画面に映えるんだ」。
映画が公開された際には、ぜひとも注目して観てほしい。
様々なアイテムが置かれている。中にはレアアイテムも。
『マインクラフト/ザ・ムービー』は、アイテムから建物まで、想像したものは何でも創れる“マイクラワールド”が舞台。
“マイクラワールド”に転送されたスティーブ、ギャレット、ヘンリー、ナタリー、ドーンが、世界を恐怖で染める親玉・マルゴシャ率いる軍団と戦う姿が描かれる。日本では4月25日から公開開始だ。
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